スナイパーマン(1998年生、母スイートリゲル)
Sniper Man
1998.04.21
スナイパーマン(1998年4月21日)は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のテンビー(当時8歳)と交配したスイートリゲルが17歳のときに産んだ11番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は的場牧場。戦績は、地方25戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2000年の3歳。
経歴
デビュー前
1歳のとき、的場牧場から「北海道8月市場サラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。同年、的場牧場から「北海道10月市場サラブレッド2歳」に上場され、坪野谷和平によって220.5万円で落札された。
大山一男厩舎(小林)へ入厩。
2歳(2000年)
8月27日、デビュー戦は的場文男騎手を鞍上に据えて、3歳(大井ダート1000m 晴/良)に出走。馬体重は439kg。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見事な伸び脚で追い上げたが、勝ったケージーキララに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。
10月31日、中8週で迎えた2戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、3歳(大井ダート1200m 曇/重)に出走。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が悪くなり7着に敗れた。
12月6日、中4週で迎えた3戦目は、3歳(大井ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は的場文男騎手(1戦0勝)。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に敗れた。
12月30日、中2週で迎えた4戦目は、3歳(大井ダート1400m 曇/良)に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手(2戦0勝)。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のシンコウヒストリーを半馬身振り切って初白星を挙げた。
3歳(2001年)
2月2日、中4週で迎えた5戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の寒椿特別(大井ダート1600m 内回り 曇/重)に出走。13頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。
2月13日、中1週で迎えた6戦目は、3歳戦の白梅特別(大井ダート1600m 内回り 曇/良)に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手(1戦0勝)。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では最後まで息が続かず9着に敗れた。
3月2日、中1週で迎えた7戦目は、3歳戦のヒヤシンス特別(大井ダート1600m 内回り 晴/重)に出走。鞍上は張田京騎手(1戦0勝)。14頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では決め手に欠いて13着に終わった。
3月29日、中3週で迎えた8戦目は、3歳戦の沈丁花特別(大井ダート1600m 内回り 雨/重)に出走。鞍上は的場文男騎手(3戦1勝)。14頭立ての13番人気で大外14番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後はバタバタになってしまい13着に終わった。
4月13日、中1週で迎えた9戦目は、早田秀治騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のアイリス特別(大井ダート1600m 内回り 晴/良)に出走。14頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は垂れてしまい9着に終わった。
5月7日、中2週で迎えた10戦目は、3歳(大井ダート1600m 内回り 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で早田秀治騎手(1戦0勝)。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天資の勝負根性でゴールまで力戦し、3着に入った。
5月19日、中1週で迎えた11戦目は、3歳(大井ダート1600m 内回り 雨/良)に出走。鞍上は3戦連続で早田秀治騎手(2戦0勝)。14頭立ての12番人気で大外14番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚色が衰えて13着に終わった。
6月3日、中1週で迎えた12戦目は、3歳戦のかきつばた特別(大井ダート1700m 晴/良)に出走。鞍上は内田博幸騎手(2戦0勝)。14頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に終わった。
6月21日、中2週で迎えた13戦目は、3歳戦のハマナス特別(大井ダート1600m 内回り 曇/重)に出走。鞍上は早田秀治騎手(3戦0勝)。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが劣勢になり12着に終わった。
7月14日、中2週で迎えた14戦目は、3歳戦のやまゆり特別(大井ダート1600m 内回り 晴/良)に出走。鞍上は張田京騎手(2戦0勝)。14頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では脚を伸ばせず10着に終わった。
7月24日、中0週で迎えた15戦目は、3歳戦の日日草特別(大井ダート1600m 内回り 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手(3戦0勝)。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。主導権を奪い、非常に緩いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず5着に沈んだ。
8月7日、中1週で迎えた16戦目は、3歳戦の月見草特別(大井ダート1600m 内回り 曇/良)に出走。鞍上は3戦連続で張田京騎手(4戦0勝)。14頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。最後は脚勢が悪くなり13着に終わった。
8月28日、中2週で迎えた17戦目は、佐藤祐樹騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のカンナ特別(大井ダート1600m 内回り 曇/重)に出走。14頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚がパッとせず11着に終わった。
9月8日、中1週で迎えた18戦目は、3歳戦のりんどう特別(大井ダート1800m 曇/良)に出走。鞍上は的場文男騎手(4戦1勝)。13頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に終わった。
9月23日、中1週で迎えた19戦目は、3歳戦のなでしこ特別(大井ダート1700m 晴/重)に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手(5戦1勝)。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。
10月4日、中1週で迎えた20戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のきんもくせい特別(大井ダート1700m 曇/良)に54kgの軽斤量で出走。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は減速してしまい10着に終わった。
10月30日、中3週で迎えた21戦目は、3歳戦の伊勢菊特別(大井ダート1600m 内回り 曇/重)に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手(1戦0勝)。14頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に終わった。
4歳(2002年)
1月16日、約2か月半の間隔を開けて迎えた22戦目は、鵜沼和永騎手を鞍上に迎えて、一般C2三イ(浦和ダート1400m 雨/良)に出走。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず12着に終わった。
2月5日、中2週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた23戦目は、一般C2四イ(浦和ダート1400m 曇/稍重)に出走。鞍上は2戦連続で鵜沼和永騎手(1戦0勝)。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず10着に終わった。
2月26日、中2週で馬体重を前走から11kg戻して迎えた24戦目は、一般C2四(船橋ダート1600m 曇/良)に出走。鞍上は3戦連続で鵜沼和永騎手(2戦0勝)。14頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では速い脚を使えず13着に終わった。
4月3日、中4週で迎えた25戦目は、一般C2三イ(浦和ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は4戦連続で鵜沼和永騎手(3戦0勝)。11頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には届かず11着に終わった。