ソデフリン（2010年生、母サンセットムーン）

ソデフリン（2010年3月7日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「イモリのフェロモン。母母母名より連想」。毛色は栗毛。種牡馬のグラスワンダー（当時15歳）と交配したサンセットムーンが19歳のときに産んだ11番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は中前牧場。戦績は、中央平地8戦0勝、地方19戦0勝2着4回。

経歴

デビュー前

1歳のとき、中前牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、中前牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、下河辺行信によって189万円で落札された。2歳のとき、下河辺トレーニングセンターから「千葉サラブレッド・セールサラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

小桧山悟厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2012年）

9月29日、デビュー戦は田中博康騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1800m 曇/良）に出走。馬体重は436kg。13頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では見せ場なく12着に終わった。

10月13日、中1週で迎えた2戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい10着に終わった。

11月18日、中4週で迎えた3戦目は、武幸四郎騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝1800m 晴/稍重）に出走。17頭立ての16番人気で16番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではいい脚を見せられず14着に終わった。

12月23日、中4週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は田中博康騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で13番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい11着に終わった。

3歳（2013年）

1月27日、中4週で迎えた5戦目は、武士沢友治騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず7着に終わった。

3月19日、中6週で迎えた6戦目は、3歳戦のツインメイト特別（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で武士沢友治騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず5着に敗れた。

4月7日、中2週で迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で武士沢友治騎手（2戦0勝）。16頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず10着に終わった。

4月21日、中1週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（東京ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で武士沢友治騎手（3戦0勝）。16頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず13着に終わった。

5月30日、中5週で迎えた9戦目は、3歳戦のツインベスト特別（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で武士沢友治騎手（4戦0勝）。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では圧巻の末脚を披露し、3着に入り込んだ。

6月22日、中2週で迎えた10戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で武士沢友治騎手（5戦0勝）。16頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には届かず10着に終わった。

8月15日、中7週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた11戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のヒヤデス特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には割り込めず4着に敗れた。

9月24日、中5週で馬体重を前走から21kg戻して迎えた12戦目は、張田昂騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず7着に敗れた。

10月30日、中4週で迎えた13戦目は、3歳（船橋ダート1200m 晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で張田昂騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

11月20日、中2週で迎えた14戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で張田昂騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では逸出した伸び脚で追い上げたが、抜け出したジョーココロを差し切れず、1馬身差の2着となった。

12月9日、中2週で迎えた15戦目は、3歳（浦和ダート1400m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で張田昂騎手（3戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では目覚ましい伸び脚で猛追したが、勝ったトーセンハナミズキに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

4歳（2014年）

1月6日、中3週で迎えた16戦目は、4歳C3一二（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で張田昂騎手（4戦0勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に敗れた。

2月14日、中5週で迎えた17戦目は、4歳C3一二ア（船橋ダート1500m 小雪/重）に出走。鞍上は6戦連続で張田昂騎手（5戦0勝）。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では目立つような脚を使えず5着に終わった。

3月19日、中4週で迎えた18戦目は、4歳C3一（船橋ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で張田昂騎手（6戦0勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず6着に敗れた。

4月11日、中2週で迎えた19戦目は、一般C3一（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で張田昂騎手（7戦0勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では速い脚を使えず6着に終わった。

5月9日、中3週で迎えた20戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、一般C3一二イ（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したベストイチバンに半馬身届かず2着となった。

5月23日、中1週で迎えた21戦目は、一般C2十二十三十四（川崎ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に敗れた。

6月20日、中3週で迎えた22戦目は、一般C2十十一（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で張田京騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に終わった。

7月18日、中3週で迎えた23戦目は、一般C3二（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で張田京騎手（3戦0勝）。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したクラッシュハイトを差し切れず、1馬身差の2着となった。

9月4日、中6週で迎えた24戦目は、一般C3二三イ（船橋ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で張田京騎手（4戦0勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に敗れた。

12月11日、約3か月半の休養明けで迎えた25戦目は、一般C3三四（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は張田昂騎手（8戦0勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

5歳（2015年）

1月15日、中4週で迎えた26戦目は、一般C3八九イ（船橋ダート1200m 雨/良）に出走。鞍上は張田京騎手（5戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では非凡な末脚を発揮したが、3着に終わった。

2月10日、中3週で迎えた27戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、一般C3九十イ（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では瞬発力に富んだ末脚を繰り出したが、3着に終わった。