ビッグロドリゴ（2002年生、母フミノセレッソ）

ビッグロドリゴ（2002年3月10日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「大きい＋父名の一部」。毛色は栗毛。種牡馬のロドリゴデトリアーノ（当時13歳）と交配したフミノセレッソが10歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は山岡ファーム。戦績は、中央平地1戦0勝、地方26戦2勝2着3回。主な勝ち鞍は2004年のアタックチャレンジ。

経歴

デビュー前

1歳のとき、山岡ファームから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

恵多谷豊厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2004年）

4月22日、デビュー戦は馬渕繁治騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は480kg。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。最後は、勝ったカヤドーライデンから3馬身差の2着となった。

6月3日、中5週で迎えた2戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で馬渕繁治騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月22日、中2週で迎えた3戦目は、桜井拓章騎手を鞍上に迎えて、2歳（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。13頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のモエレバクシンオーに半馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

7月6日、中1週で迎えた4戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で桜井拓章騎手（1戦1勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月21日、中1週で迎えた5戦目は、牝馬限定2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で桜井拓章騎手（2戦1勝）。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。4着を確保した。

8月3日、中1週で迎えた6戦目は、佐々木国明騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったワールドスキーから1馬身差の2着となった。

9月2日、中3週で迎えた7戦目は、牝馬限定2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は桜井拓章騎手（3戦1勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月15日、中1週で迎えた8戦目は、藤倉寛幸騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/重）に出走。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。3着を確保した。

9月29日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた9戦目は、斉藤正弘騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1500m 曇/良）に出走。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月12日、中1週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた10戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は佐々木国明騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったニコニコヨークンから2馬身差の2着となった。

10月27日、中1週で迎えた11戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木国明騎手（2戦0勝）。14頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のラドランバーラに3/4馬身の差をつけて2勝目を掴み取った。

11月4日、連闘で迎えた12戦目は、2歳オープンのフサイチコンコルド賞（門別ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は斉藤正弘騎手（1戦0勝）。15頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。12着に敗れた。

3歳（2005年）

1月7日、中8週で迎えた13戦目は、納谷和玖騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳戦のアザレア特別（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。13頭立ての10番人気で大外13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では決め手が足りず8着に終わった。

1月16日、連闘で迎えた14戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（中山ダート1800m 雨/不良）に出走。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず9着に終わった。

3月11日、中7週で迎えた15戦目は、3歳戦の君子蘭特別（大井ダート1600m 内回り雨/稍重）に出走。鞍上は納谷和玖騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚にキレが無く12着に終わった。

3月25日、中1週で迎えた16戦目は、達城龍次騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳戦の沈丁花特別（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。13頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では見せ場なく13着に終わった。

4月1日、連闘で迎えた17戦目は、的場直之騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は力尽きて11着に敗れた。

5月8日、中4週で迎えた18戦目は、佐宗応和騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが劣勢になり10着に終わった。

5月27日、中2週で迎えた19戦目は、3歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は的場直之騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚に勢いがなく7着に終わった。

6月5日、連闘で迎えた20戦目は、3歳（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で的場直之騎手（2戦0勝）。11頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は一杯になって11着に終わった。

6月27日、中2週で迎えた21戦目は、3歳（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で的場直之騎手（3戦0勝）。14頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを11番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。

7月15日、中2週で迎えた22戦目は、3歳戦のくちなし特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で的場直之騎手（4戦0勝）。11頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に終わった。

8月1日、中1週で迎えた23戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で大外11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では非凡な末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

8月15日、中1週で迎えた24戦目は、3歳戦のけいとう特別（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は的場直之騎手（5戦0勝）。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚が振るわず9着に終わった。

8月28日、中1週で迎えた25戦目は、3歳（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場直之騎手（6戦0勝）。14頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では切れる脚を使えず7着に終わった。

9月11日、中1週で迎えた26戦目は、鈴木啓之騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1400m 雨/稍重）に出走。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず4着に終わった。

10月3日、中2週で迎えた27戦目は、牝馬限定の3歳（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木啓之騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。最後は脚を失くしてしまい11着に終わった。