セイウンガオリー（2020年生、母ウインドストリーム）

セイウンガオリー（2020年4月17日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+人名より」。毛色は鹿毛。種牡馬のモーリス（当時9歳）と交配したウインドストリームが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は長谷川牧場。主な勝ち鞍は2024年の平取中応援ファンファーレ賞(一般C4-3)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、長谷川牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、西山茂行によって3,080万円で落札された。

村田一誠厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2022年）

11月26日、デビュー戦は戸崎圭太騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1600m 曇/良）に出走。馬体重は488kg。17頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず8着に敗れた。

12月17日、中2週で迎えた2戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての9番人気で15番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。最後は脚色が鈍り15着に終わった。

3歳（2023年）

4月8日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた3戦目は、3歳戦の3歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で勝浦正樹騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず10着に終わった。

5月18日、中5週で馬体重を前走から26kg戻して迎えた4戦目は、落合玄太騎手を鞍上に迎えて、3歳（門別ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚色がやや衰え、4着に終わった。

5月31日、中1週で迎えた5戦目は、石川倭騎手を鞍上に迎えて、3歳（門別ダート1200m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず8着に敗れた。

6月21日、中2週で迎えた6戦目は、一般C4-2（門別ダート1700m 晴/良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で石川倭騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では最後まで息が続かず10着に敗れた。

7月5日、中1週で迎えた7戦目は、3歳以上C4-2（門別ダート1700m 曇/良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で石川倭騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい7着に敗れた。

7月19日、中1週で迎えた8戦目は、フタップの滝賞（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で石川倭騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では素晴らしい伸び脚で急追したが、勝ったトリデンテに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

8月2日、中1週で迎えた9戦目は、サマーセール平取産馬応援賞（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で石川倭騎手（4戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

8月30日、中3週で迎えた10戦目は、3歳以上C4-2（門別ダート1200m 曇/稍重）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は6戦連続で石川倭騎手（5戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、最後はグランキューブと並んで3着同着となった。

9月28日、中3週で迎えた11戦目は、3歳以上C4-2（門別ダート1000m 雨/稍重）に出走。鞍上は落合玄太騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では印象的な伸び脚で猛追したが、抜け出したクラシカルタイプにクビ差届かず2着に甘んじた。

10月26日、中3週で迎えた12戦目は、3歳以上C4-2（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で落合玄太騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では切れ味光る末脚を披露したが、4着に終わった。

11月3日、連闘で迎えた13戦目は、門別競馬場フォトコンテスト特別（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で落合玄太騎手（3戦0勝）。6頭立ての2番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず4着に敗れた。

4歳（2024年）

4月18日、約5か月半の休養明けで迎えた14戦目は、豊似湖賞（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で落合玄太騎手（4戦0勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

5月9日、中2週で迎えた15戦目は、一般C4-2（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で落合玄太騎手（5戦0勝）。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

5月22日、中1週で迎えた16戦目は、オオデマリ賞（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で落合玄太騎手（6戦0勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で追い上げたが、勝ったミスナンナに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

6月6日、中1週で迎えた17戦目は、一般C3 C4-1（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で落合玄太騎手（7戦0勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず4着に敗れた。

6月20日、中1週で迎えた18戦目は、日高町水道協会特別（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で落合玄太騎手（8戦0勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず8着に敗れた。

7月11日、中2週で迎えた19戦目は、一般C4-3（門別ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は石川倭騎手（6戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には届かず5着に敗れた。

7月24日、中1週で迎えた20戦目は、岩橋勇二騎手を鞍上に迎えて、一般C4-3（門別ダート1000m 曇/良）に出走。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり5着に敗れた。

8月8日、中1週で迎えた21戦目は、平取中応援ファンファーレ賞（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は落合玄太騎手（9戦0勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではしっかりと末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のシェアーズソウルを3/4馬身振り切って待望の初白星を挙げた。

9月11日、中4週で迎えた22戦目は、ベロニカ特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で落合玄太騎手（10戦1勝）。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では天稟の闘争本能でゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

9月26日、中1週で迎えた23戦目は、一般C3 C4-1（門別ダート1200m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で落合玄太騎手（11戦1勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では全く伸びず10着に敗れた。

10月9日、中1週で迎えた24戦目は、黒沢愛斗騎手を鞍上に迎えて、一般C32 C41（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は脚色が衰えて11着に終わった。

10月22日、中1週で迎えた25戦目は、宮内勇樹騎手を鞍上に迎えて、一般C32 C41（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はバテてしまい8着に終わった。

11月7日、中1週で迎えた26戦目は、亀井洋司騎手を鞍上に迎えて、ビアパーティーAiba浦河賞3（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。11頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ形となり、で馬群を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は減速してしまい9着に終わった。

12月14日、中4週で迎えた27戦目は、石川慎将騎手を鞍上に迎えて、うまかつアプリでさがけいば賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、勝ったショーヴェサルを半馬身捉え切れず2着に敗北した。

5歳（2025年）

1月4日、中2週で迎えた28戦目は、笑門来福賞（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で石川慎将騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったルヴォンサンライズに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

1月19日、中1週で迎えた29戦目は、一般C2 19（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石川慎将騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では見せ場を作れず5着に敗れた。

2月2日、中1週で迎えた30戦目は、一般C2 19（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で石川慎将騎手（3戦0勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。

2月16日、中1週で迎えた31戦目は、一般C2 18（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で石川慎将騎手（4戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

3月2日、中1週で迎えた32戦目は、一般C2 17（佐賀ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で石川慎将騎手（5戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったヴィライザベルに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

3月29日、中3週で迎えた33戦目は、SAGAリベンジャーズ（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で石川慎将騎手（6戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では根気強くタフに走り抜いたが、サンティーラにクビ差交わされて2着に惜敗した。

4月12日、中1週で迎えた34戦目は、一般C2 13（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で石川慎将騎手（7戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では弾けるように疾駆したが、トマティーナにクビ差交わされて2着に甘んじた。

4月26日、中1週で迎えた35戦目は、一般C2-9（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で石川慎将騎手（8戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に敗れた。

5月11日、中1週で迎えた36戦目は、一般C2-9（佐賀ダート1300m 小雨/重）に出走。鞍上は10戦連続で石川慎将騎手（9戦0勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るゴルトヴェーレを豪快な末脚で半馬身差し切って1着ゴールを果たした。

5月24日、中1週で迎えた37戦目は、芒種特選（佐賀ダート1750m 雨/不良）に出走。鞍上は11戦連続で石川慎将騎手（10戦1勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に敗れた。

6月9日、中1週で迎えた38戦目は、山田義貴騎手を鞍上に迎えて、こぐま座特選（佐賀ダート1400m 雨/重）に出走。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では脚が残っておらず12着に終わった。

6月29日、中2週で迎えた39戦目は、小松丈二騎手を鞍上に迎えて、しし座特選（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で猛追したが、抜け出したキャストロペトラを差し切れず、1馬身差の2着となった。

7月22日、中2週で迎えた40戦目は、一般C1 13（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小松丈二騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走し、3着に入った。

8月24日、中4週で迎えた41戦目は、一般C2-5（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で小松丈二騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では目立つような脚を使えず8着に終わった。

9月21日、中3週で迎えた42戦目は、川島拓騎手を鞍上に迎えて、一般C2-5（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く5着に終わった。

10月4日、中1週で迎えた43戦目は、一般C2-4（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は小松丈二騎手（3戦0勝）。11頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に終わった。

10月18日、中1週で迎えた44戦目は、一般C2-5（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小松丈二騎手（4戦0勝）。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では見所を作れず11着に敗れた。

11月1日、中1週で迎えた45戦目は、一般C2-5（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小松丈二騎手（5戦0勝）。11頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには加われず10着に終わった。