キセキクイン（1997年生、母エムジークイン）

経歴

デビュー前

中村護厩舎（大井）へ入厩。

3歳（2000年）

6月8日、デビュー戦は荒山勝徳騎手を鞍上に据えて、4歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は472kg。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びを欠き9着に敗れた。

9月13日、約3か月の休み明けで迎えた2戦目は、小安和也騎手を鞍上に迎えて、4歳（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず4着に終わった。

9月29日、中1週で迎えた3戦目は、4歳（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小安和也騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場を作れず5着に終わった。

10月17日、中2週で迎えた4戦目は、4歳（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で小安和也騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち味の強靭な心肺能力で最後まで奮闘したが、勝ったゼンノスラヴィックに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

11月3日、中1週で迎えた5戦目は、4歳（大井ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で小安和也騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月18日、中1週で迎えた6戦目は、4歳（大井ダート1500m 内回り晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で小安和也騎手（4戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ伸び切れず8着に敗れた。

12月8日、中2週で迎えた7戦目は、4歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で小安和也騎手（5戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではきっちりと末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のレッドキャサリンを半馬身振り切って初白星を挙げた。

4歳（2001年）

5月11日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた8戦目は、一般C2九十（大井ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は荒山勝徳騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。

6月7日、中3週で迎えた9戦目は、一般C2八九（大井ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で荒山勝徳騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

6月25日、中2週で迎えた10戦目は、一般C2七八（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で荒山勝徳騎手（3戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではやや伸びを欠き、4着に終わった。

7月14日、中2週で迎えた11戦目は、一般C2十（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で荒山勝徳騎手（4戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。

7月25日、中1週で迎えた12戦目は、一般C2（大井ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で荒山勝徳騎手（5戦0勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では天賦の負けん性を発揮してゴールまで勇戦し、3着に入った。

8月10日、中1週で迎えた13戦目は、一般C2八九（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で荒山勝徳騎手（6戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。ハナを取り切り、ミドルペースでレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて5着に沈んだ。

8月27日、中1週で迎えた14戦目は、一般C2五六（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で荒山勝徳騎手（7戦0勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいいところがなく4着に敗れた。

9月25日、中3週で迎えた15戦目は、一般C2五六（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で荒山勝徳騎手（8戦0勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入った。

10月7日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2五六（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で荒山勝徳騎手（9戦0勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張り、3着に入った。

10月30日、中2週で迎えた17戦目は、ふたご座特別（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は10戦連続で荒山勝徳騎手（10戦0勝）。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は失速してしまい11着に敗れた。

11月26日、中3週で迎えた18戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、一般C2二（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見所を作れず7着に終わった。

5歳（2002年）

10月17日、約11か月の休養明けで迎えた19戦目は、一般C3二（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。鞍上は荒山勝徳騎手（11戦0勝）。13頭立ての9番人気で大外13番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は失速してしまい10着に終わった。

10月30日、中1週で迎えた20戦目は、一般C3三（大井ダート1390m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で荒山勝徳騎手（12戦0勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見せ場を作れず5着に敗れた。

11月23日、中2週で迎えた21戦目は、一般C3二（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で荒山勝徳騎手（13戦0勝）。14頭立ての6番人気で大外14番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。最後はバタバタになってしまい8着に敗れた。

12月12日、中2週で迎えた22戦目は、一般C3二（大井ダート1490m 内回り晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で荒山勝徳騎手（14戦0勝）。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚が止まってしまい11着に終わった。

12月31日、中2週で迎えた23戦目は、一般C3一（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で荒山勝徳騎手（15戦0勝）。13頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚を失くしてしまい6着に終わった。

6歳（2003年）

1月13日、中1週で迎えた24戦目は、一般C3四五（大井ダート1390m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で荒山勝徳騎手（16戦0勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では不撓の敢闘精神で渋太く持ち堪えて先頭に立ち、最後は2着のオオマサコマサをハナ差振り切って久々に白星を挙げた。

2月5日、中2週で迎えた25戦目は、柏木健宏騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定のハンデ戦の4歳C3（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。14頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではパワフルな末脚を披露し、3着に入り込んだ。

2月20日、中1週で迎えた26戦目は、牝馬限定のハンデ戦の一般C2 C3（大井ダート1590m 内回り雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で柏木健宏騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、極端なスローペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のアスカノーブルに5馬身の差をつけて3勝目を手に入れた。

3月7日、中1週で迎えた27戦目は、一般C2十（大井ダート1590m 内回り雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で柏木健宏騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたデュークフォンテン決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

3月19日、中1週で迎えた28戦目は、一般C2八九（大井ダート1590m 内回り晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で柏木健宏騎手（3戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

4月24日、中4週で迎えた29戦目は、一般C2六七八（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で柏木健宏騎手（4戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

10月25日、約6か月の休養明けで迎えた30戦目は、一般C2六七（大井ダート1190m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で柏木健宏騎手（5戦1勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚色が衰えて8着に敗れた。

11月5日、中1週で迎えた31戦目は、一般C2五（大井ダート1490m 内回り曇/良）に出走。鞍上は荒山勝徳騎手（17戦1勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に終わった。

11月28日、中2週で迎えた32戦目は、ハンデ戦の一般C2五 C3一（大井ダート1590m 内回り曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で荒山勝徳騎手（18戦1勝）。13頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、スローペースで馬群を牽引。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は勢いを失って9着に終わった。

12月31日、中4週で迎えた33戦目は、一般C2四五（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で荒山勝徳騎手（19戦1勝）。14頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は一杯になって13着に終わった。