リアルデライト（1991年生、母サクラアイドル）

Real Delight

1991.04.08

リアルデライト（1991年4月8日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のサクラチヨノオー（当時6歳）と交配したサクラアイドルが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）谷岡牧場。戦績は、中央平地9戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1994年の4歳新馬。

経歴

デビュー前

二本柳俊一厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1994年）

1月30日、デビュー戦は津留千彰騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（東京芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は470kg。16頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のヤマノテッペンに3馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

3月19日、中6週で迎えた2戦目は、3歳オープンの若葉ステークス（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で津留千彰騎手（1戦1勝）。16頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、5着を確保した。

4月30日、中5週で迎えた3戦目は、3歳G3の青葉賞（東京芝2400m 曇/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は3戦連続で津留千彰騎手（2戦1勝）。17頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを2番手で通過。最後はバタバタになってしまい10着に終わった。

6月26日、中7週で迎えた4戦目は、岡部幸雄騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（福島芝1700m 曇/良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったラグビーカイザーにねじ伏せられて1馬身3/4差の2着に敗北した。

7月9日、中1週で迎えた5戦目は、4歳500万下のほおずき賞（福島芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は津留千彰騎手（3戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら7番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

4歳（1995年）

2月4日、約7か月の休養明けで迎えた6戦目は、古川寛和騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（小倉芝2000m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚を失くしてしまい10着に敗れた。

2月18日、中1週で迎えた7戦目は、5歳以上500万下（小倉芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で古川寛和騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

4月22日、中8週で迎えた8戦目は、橋本広喜騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（東京芝2400m 曇/良）に出走。18頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では上がり4位の末脚を見せたが上位には食い込めず7着に敗れた。

5月14日、中2週で迎えた9戦目は、5歳以上500万下（東京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は古川寛和騎手（2戦0勝）。16頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見所を作れず7着に敗れた。