ビービーゲイル（2016年生、母フルーリー）
B B Gale
2016.05.23
ビービーゲイル（2016年5月23日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋疾風」。毛色は鹿毛。種牡馬のベルシャザール（当時8歳）と交配したフルーリーが14歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はクリアファーム。主な勝ち鞍は2019年の3歳未勝利。
経歴
デビュー前
1歳のとき、三石軽種馬共同育成センターから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、B.Bレーシングによって421.2万円で落札された。
中舘英二厩舎（美浦）へ入厩。
2歳（2018年）
11月17日、デビュー戦は松岡正海騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は498kg。16頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。
3歳（2019年）
2月2日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から12kg増やして迎えた2戦目は、横山武史騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/稍重）に出走。16頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを10番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に敗れた。
2月23日、中2週で迎えた3戦目は、丸山元気騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線では目立つような脚を使えず8着に終わった。
4月28日、中8週で迎えた4戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/稍重）に出走。16頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では凄まじい末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のレッドグラティアスを半馬身振り切って初白星を挙げた。
6月15日、中6週で迎えた5戦目は、3歳以上1勝クラス（函館ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は松岡正海騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず8着に終わった。
11月3日、約4か月半の休養明けで迎えた6戦目は、3歳以上1勝クラス（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は内田博幸騎手（1戦1勝）。16頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず16着に終わった。
11月17日、中1週で迎えた7戦目は、木幡初也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（福島ダート1700m 晴/良）に出走。15頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず10着に終わった。
12月15日、中3週で迎えた8戦目は、荻野極騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中京ダート1900m 晴/良）に出走。13頭立ての13番人気で大外13番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後はバタバタになってしまい12着に終わった。
4歳（2020年）
2月15日、中8週で迎えた9戦目は、上野翔騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（京都障害芝2910m 曇/稍重）に出走。14頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。13着に終わった。
3月15日、中3週で迎えた10戦目は、大庭和弥騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中山障害芝2880m 晴/不良）に出走。14頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。9着に終わった。
6月13日、約3か月の休養明けで迎えた11戦目は、蓑島靖典騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（東京障害芝3000m 雨/不良）に出走。14頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。
7月15日、中4週で迎えた12戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、さくらんぼ賞（川崎ダート1500m 雨/不良）に出走。13頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く13着に終わった。
8月11日、中3週で迎えた13戦目は、本田正重騎手を鞍上に迎えて、メリッサ賞（川崎ダート2000m 晴/良）に出走。14頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚がパッとせず11着に終わった。