オイランブチ（2022年生、母リーズン）

Oirambuchi

2022.03.06

オイランブチ（2022年3月6日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「花魁淵。山梨県の地名」。毛色は鹿毛。種牡馬のタワーオブロンドン（当時7歳）と交配したリーズンが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者はまるとみ冨岡牧場。主な勝ち鞍は2024年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

1歳のとき、まるとみ冨岡牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、によって円で落札された。

的場均厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2024年）

7月6日、デビュー戦は藤岡佑介騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（函館芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は434kg。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい7着に敗れた。

7月21日、中1週で迎えた2戦目は、長浜鴻緒騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。

8月31日、中5週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（札幌芝1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で長浜鴻緒騎手（1戦0勝）。13頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では凄まじい末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のビアンカネーヴェに1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

11月10日、中9週で迎えた4戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンの福島2歳ステークス（福島芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に敗れた。

11月16日、連闘で迎えた5戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、2歳1勝クラス（東京芝1400m 曇/良）に出走。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びを欠き5着に終わった。

3歳（2025年）

5月25日、約6か月半の休養明けで迎えた6戦目は、田山旺佑騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（京都芝1200m 曇/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に終わった。

6月14日、中2週で迎えた7戦目は、3歳以上1勝クラス（函館芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は長浜鴻緒騎手（2戦1勝）。14頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では末脚にキレが無く14着に終わった。

9月7日、約3か月の間隔を開けて迎えた8戦目は、古川奈穂騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（札幌芝1200m 晴/稍重）に出走。16頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では伸びが劣勢になり16着に終わった。

2025年9月11日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。