ボウケンオー（1993年生、母スズノアイリス）

ボウケンオー（1993年6月13日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は芦毛。種牡馬のフオーモサカウント（当時6歳）と交配したスズノアイリスが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は正木茂夫。戦績は、地方19戦6勝2着6回。主な勝ち鞍は1998年のアラ系一般C3。

経歴

デビュー前

水野清貴厩舎（高崎）へ入厩。

3歳（1996年）

4月10日、デビュー戦は水野貴史騎手を鞍上に据えて、アラ系4歳（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。馬体重は423kg。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったユキノホープからアタマ差の2着に甘んじた。

5月1日、中2週で迎えた2戦目は、アラ系4歳（高崎ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で水野貴史騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったムサシコウウンから1馬身差の2着に敗北した。

5月22日、中2週で迎えた3戦目は、アラ系4歳（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で水野貴史騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったサチノハンターから3/4馬身差の2着に敗北した。

6月19日、中3週で迎えた4戦目は、アラ系4歳（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で水野貴史騎手（3戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったセンゲンクインから3馬身差の2着に敗北した。

9月24日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた5戦目は、アラ系一般C2-4（高崎ダート1330m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で水野貴史騎手（4戦0勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったユキノホープから1馬身半差の2着となった。

10月9日、中1週で迎えた6戦目は、アラ系一般C2-3（高崎ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で水野貴史騎手（5戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったマルカミスイグンから2馬身半差の2着に敗北した。

4歳（1997年）

4月7日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた7戦目は、蔵重浩一郎騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C3-3（金沢ダート1300m 雨/不良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月21日、中1週で迎えた8戦目は、アラ系一般C3-3（金沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で蔵重浩一郎騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月3日、中1週で迎えた9戦目は、山上由紀子騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C3-3（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月19日、中1週で迎えた10戦目は、アラ系一般C3-4（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山上由紀子騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月3日、中1週で迎えた11戦目は、アラ系一般C3-2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山上由紀子騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

6月16日、中1週で迎えた12戦目は、アラ系一般C3-3（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で山上由紀子騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のハマノローレンをアタマ差制して待望の初白星を挙げた。

6月30日、中1週で迎えた13戦目は、アラ系一般C3-3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山上由紀子騎手（4戦1勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のタカノロッチをアタマ差制して1着ゴールを果たした。

7月14日、中1週で迎えた14戦目は、アラ系一般C3-2（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で山上由紀子騎手（5戦2勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。3着に終わった。

5歳（1998年）

7月13日、約12か月の休み明けで迎えた15戦目は、桑野等騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C3（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず4着に敗れた。

7月27日、中1週で迎えた16戦目は、アラ系一般C3（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑野等騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るタカノマリーンを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて3勝目を収める

9月21日、中7週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた17戦目は、アラ系一般C3（金沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で桑野等騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のシナノボンドに4馬身の差をつけて4勝目を獲得した。

10月6日、中1週で迎えた18戦目は、アラ系一般C3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で桑野等騎手（3戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るマルブンキョウエイを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて5勝目を収める

11月16日、中5週で迎えた19戦目は、アラ系一般C3（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で桑野等騎手（4戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るイチフジムスメを上がり0位の末脚でアタマ差だけ差し切って破竹の4連勝を決めた。