トミケンクッカ（2009年生、母ドーニングストーム）

トミケンクッカ（2009年3月28日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋花（フィンランド語）」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のキングカメハメハ（当時8歳）と交配したドーニングストームが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）須崎牧場。戦績は、地方5戦4勝。主な勝ち鞍は2012年の3歳C2一。

経歴

デビュー前

1歳のとき、須崎牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、富樫賢二によって315万円で落札された。

桜田勝男厩舎（盛岡）へ入厩。

3歳（2012年）

6月11日、デビュー戦は山本政聡騎手を鞍上に据えて、3歳C2三（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は511kg。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ格好となり、でレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を弾けさせて、最後は2着のミキノウインクをクビ差振り切って初白星を挙げた。

7月21日、中5週で迎えた2戦目は、3歳C1二（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本政聡騎手（1戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいいところがなく5着に敗れた。

8月4日、中1週で迎えた3戦目は、斎藤雄一騎手を鞍上に迎えて、3歳C2一（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のナンヨーオーウに5馬身の差をつけて2勝目を手に入れた。

4歳（2013年）

7月3日、約11か月の休養明けで馬体重を前走から13kg減らして迎えた4戦目は、持原大志騎手を鞍上に迎えて、一般C11（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のキングユウヤに3馬身の差をつけて休み明けの一戦を物にした。

7月17日、中1週で迎えた5戦目は、一般C8（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で持原大志騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のマヤノヴィーラに3馬身の差をつけてファンの期待に応えた。