ターフジェネラル（1993年生、母バニージェンヌ）

ターフジェネラル（1993年5月17日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は青鹿毛。種牡馬のサンキリコ（当時8歳）と交配したバニージェンヌが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）明和牧場。戦績は、中央平地11戦0勝2着2回、地方26戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は1997年の一般C2ハ C3イ。

経歴

デビュー前

稲葉隆一厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1996年）

6月15日、デビュー戦は小林淳一騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。馬体重は454kg。16頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に終わった。

6月29日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林淳一騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では速い脚を使えず5着に終わった。

7月13日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で小林淳一騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ伸び切れず7着に終わった。

7月28日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（新潟芝2000m 外回り晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で小林淳一騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では鋭い脚を使えず7着に終わった。

8月17日、中2週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で小林淳一騎手（4戦0勝）。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では脚が残っておらず5着に終わった。

9月1日、中1週で迎えた6戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山ダート1800m 曇/重）に出走。16頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では鋭さ光る末脚を披露し、4着に入り込んだ。

9月15日、中1週で迎えた7戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山ダート1800m 曇/不良）に出走。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では弾けるような伸び脚で追い上げたが、勝ったシンボリキルケニーに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

10月5日、中2週で迎えた8戦目は、徳吉孝士騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、勝ったメイショウマゼンタに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

10月13日、連闘で迎えた9戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は小林淳一騎手（5戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びを欠き11着に敗れた。

10月26日、中1週で迎えた10戦目は、蛯沢誠治騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟ダート1700m 小雨/不良）に出走。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚にキレが無く9着に敗れた。

11月17日、中2週で迎えた11戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は徳吉孝士騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。

4歳（1997年）

1月9日、中7週で迎えた12戦目は、今平弥騎手を鞍上に迎えて、一般C2ハ C3イ（宇都宮ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

1月23日、中1週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた13戦目は、平沢則雄騎手を鞍上に迎えて、一般C2ハ C3イ（宇都宮ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のサテライトマッキーをハナ差制して待望の初白星を挙げた。

2月2日、中0週で迎えた14戦目は、古澤泰博騎手を鞍上に迎えて、一般C2（足利ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

2月16日、中1週で迎えた15戦目は、柴嵜勝騎手を鞍上に迎えて、一般C2（宇都宮ダート1500m 晴/稍重）に出走。7頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

3月3日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2（足利ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴嵜勝騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

3月17日、中1週で迎えた17戦目は、一般C2（宇都宮ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で柴嵜勝騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。10着に終わった。

4月7日、中2週で迎えた18戦目は、一般C2（宇都宮ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で柴嵜勝騎手（3戦0勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。4着に終わった。

4月19日、中1週で迎えた19戦目は、一般C2（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で柴嵜勝騎手（4戦0勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月2日、中1週で迎えた20戦目は、一般C2（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で柴嵜勝騎手（5戦0勝）。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月12日、中0週で迎えた21戦目は、一般C2（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で柴嵜勝騎手（6戦0勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月9日、約4か月の休養明けで迎えた22戦目は、一般C2イ（宇都宮ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で柴嵜勝騎手（7戦0勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

9月21日、中1週で迎えた23戦目は、一般C2ロ（足利ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で柴嵜勝騎手（8戦0勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。8着に敗れた。

10月5日、中1週で迎えた24戦目は、一般C2ロ C3イ（足利ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で柴嵜勝騎手（9戦0勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月25日、中2週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた25戦目は、一般C2ロ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で柴嵜勝騎手（10戦0勝）。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月3日、連闘で迎えた26戦目は、一般C3ハ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で柴嵜勝騎手（11戦0勝）。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。

12月1日、中3週で迎えた27戦目は、一般C3ハ（宇都宮ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は13戦連続で柴嵜勝騎手（12戦0勝）。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。4着を確保した。

12月17日、中1週で迎えた28戦目は、一般C3ロ（足利ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は平沢則雄騎手（1戦1勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったイシノキャップから5馬身差の2着となった。

12月30日、中1週で迎えた29戦目は、一般C3ロ（宇都宮ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は柴嵜勝騎手（13戦0勝）。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5歳（1998年）

1月12日、中1週で迎えた30戦目は、一般C3ロ（宇都宮ダート1400m 雪/不良）に出走。鞍上は2戦連続で柴嵜勝騎手（14戦0勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

1月24日、中1週で迎えた31戦目は、一般C3ロ（足利ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は平沢則雄騎手（2戦1勝）。6頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

2月4日、中1週で迎えた32戦目は、一般C3ロ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は今平弥騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のテンメイフドウに1馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

2月15日、中1週で迎えた33戦目は、小野三夫騎手を鞍上に迎えて、ゴールデンステッキ賞（宇都宮ダート1500m 曇/不良）に出走。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。10着に終わった。

3月2日、中1週で迎えた34戦目は、一般C2ロ（足利ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は今平弥騎手（2戦1勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

3月20日、中2週で迎えた35戦目は、一般C2ハ（宇都宮ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は柴嵜勝騎手（15戦0勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

4月5日、中1週で迎えた36戦目は、一般C2ロ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴嵜勝騎手（16戦0勝）。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

7月12日、約3か月半の休み明けで迎えた37戦目は、一般C1イ C2イ（宇都宮ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で柴嵜勝騎手（17戦0勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。5着に終わった。