ビギー（2018年生、母ライトエメラルド）

Biggie

2018.04.28

ビギー（2018年4月28日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のトビーズコーナー（当時10歳）と交配したライトエメラルドが11歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡むかわ町、生産者は新井牧場。主な勝ち鞍は2021年の3歳。

経歴

デビュー前

的場直之厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2020年）

8月20日、デビュー戦は藤本現暉騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は445kg。6頭立ての2番人気で4番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、勝ったダリアシャークを半馬身捉え切れず2着に敗れた。

9月11日、中2週で迎えた2戦目は、2歳（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で藤本現暉騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。ハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず4着に沈んだ。

3歳（2021年）

3月10日、約6か月の休み明けで迎えた3戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で藤本現暉騎手（2戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はバタバタになってしまい10着に敗れた。

3月24日、中1週で迎えた4戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 晴/重）に出走。14頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が続かず、4着に終わった。

9月19日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた5戦目は、達城龍次騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 晴/重）に出走。14頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、やや厳しいペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のビトエノスターに6馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

11月5日、中6週で迎えた6戦目は、一般C2四五（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で達城龍次騎手（1戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナを取り切り、ややハイペースでレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて6着に沈んだ。

11月19日、中1週で迎えた7戦目は、ホッケータウンしながわ賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で達城龍次騎手（2戦1勝）。15頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバタバタになってしまい11着に敗れた。

12月9日、中2週で迎えた8戦目は、一般C2四五六（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で達城龍次騎手（3戦1勝）。15頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では余力が残っておらず10着に敗れた。

4歳（2022年）

6月9日、約6か月の休み明けで迎えた9戦目は、横川怜央騎手を鞍上に迎えて、パナシェ賞（大井ダート1400m 晴/重）に出走。14頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、少々速いペースで一団を引っ張る。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では余力が残っておらず14着に終わった。

6月30日、中2週で迎えた10戦目は、一般C2四五（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は達城龍次騎手（4戦1勝）。13頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、少し遅いペースで集団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。最後は力尽きて13着に敗れた。

5歳（2023年）

4月21日、約10か月の休養明けで迎えた11戦目は、一般C3一二三（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は和田譲治騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい12着に終わった。