タマハガネ（2021年生、母フレッチャブランカ）

タマハガネ（2021年3月31日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「玉鋼。日本古来の鉄の一種」。毛色は芦毛。種牡馬のファインニードル（当時8歳）と交配したフレッチャブランカが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は富塚ファーム。主な勝ち鞍は2024年の柳瀬さん、勤続33年お疲れ様でした!!杯(一般C2十三)。

経歴

デビュー前

荒川義之厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2023年）

11月4日、デビュー戦は城戸義政騎手を鞍上に据えて、2歳戦のメイクデビュー福島（福島芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は414kg。16頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。最後は減速してしまい16着に終わった。

11月26日、中2週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた2戦目は、2歳戦の2歳未勝利（京都ダート1200m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で城戸義政騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では末脚を伸ばせず15着に終わった。

3歳（2024年）

2月21日、約3か月の間隔を開けて迎えた3戦目は、3歳戦の加納宿特別（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で城戸義政騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい4着に終わった。

3月10日、中2週で迎えた4戦目は、川端海翼騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり12着に終わった。

7月6日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は城戸義政騎手（3戦0勝）。14頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では見せ場を作れず14着に終わった。

8月18日、中5週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた6戦目は、3歳未勝利（中京ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で城戸義政騎手（4戦0勝）。13頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい10着に終わった。

10月13日、中7週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた7戦目は、栗原大河騎手を鞍上に迎えて、祝福の雨!ライスシャワー記念（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。

10月29日、中1週で迎えた8戦目は、中島龍也騎手を鞍上に迎えて、一般C2十三（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見所を作れず4着に敗れた。

11月10日、中1週で迎えた9戦目は、みこちゃま配信2周年おめでとう記念（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は栗原大河騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、キングプロフィットに交わされて3馬身差の2着に敗北した。

11月24日、中1週で迎えた10戦目は、柳瀬さん、勤続33年お疲れ様でした!!杯（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で栗原大河騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のアリーエテルネに7馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

12月10日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた11戦目は、加藤翔馬騎手を鞍上に迎えて、淳之介・舞結婚式記念特別編成（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では見所を作れず10着に終わった。

12月23日、中1週で馬体重を前走から5kg絞って迎えた12戦目は、一般C2十（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は栗原大河騎手（3戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では目覚ましい伸び脚で急追したが、勝ったドゥラシェーナに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

4歳（2025年）

3月18日、約3か月の間隔を開けて迎えた13戦目は、青柳正義騎手を鞍上に迎えて、一般C2九（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では途轍もない末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のワンモアチャンスに1馬身半の差をつけて優勝

3月24日、連闘で迎えた14戦目は、ケイトくんかっこよかった!一生推すで賞（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で青柳正義騎手（1戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず5着に敗れた。

4月8日、中1週で迎えた15戦目は、☆桃歌ちゃん小学校入学おめでとう記念☆（金沢ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は栗原大河騎手（4戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のベルウッドリアンに6馬身の差をつけて制した。

5月5日、中3週で迎えた16戦目は、八神もんちゃんお誕生日記念（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で栗原大河騎手（5戦2勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。

5月18日、中1週で迎えた17戦目は、ルークお誕生日記念特別編成（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で栗原大河騎手（6戦2勝）。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では末脚にキレが無く3着に敗れた。

6月2日、中1週で迎えた18戦目は、一般C1四（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で栗原大河騎手（7戦2勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま強靭な粘り腰で末脚を持続させて、最後は2着のピエナパプリカに1馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

6月24日、中2週で迎えた19戦目は、一般B2二（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で栗原大河騎手（8戦3勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず4着に敗れた。

7月8日、中1週で迎えた20戦目は、レッツゴー!千速ちゃんお誕生日おめでとう（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で栗原大河騎手（9戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では異次元の末脚を弾けさせて、最後は2着のエイシンゴーオンに2馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

7月27日、中2週で迎えた21戦目は、能登復興支援見附島賞（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で栗原大河騎手（10戦4勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではものすごい伸び脚で猛進したが、ネオアビーに半馬身交わされて2着となった。

9月8日、中5週で迎えた22戦目は、さかなざわさちこ夢を乗せて走る記念（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で栗原大河騎手（11戦4勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場なく9着に敗れた。

9月20日、中1週で迎えた23戦目は、一般B1三（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で栗原大河騎手（12戦4勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったワタシデイイデスカに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

10月7日、中1週で迎えた24戦目は、一般B1三（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で栗原大河騎手（13戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。

10月19日、中1週で迎えた25戦目は、柴田勇真騎手を鞍上に迎えて、東雲怜弥誕生祝い記念杯特別編成（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘し、3着に入り込んだ。

11月4日、中1週で迎えた26戦目は、☆紬希ちゃん☆1歳おめでとう記念（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は栗原大河騎手（14戦4勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

11月17日、中1週で迎えた27戦目は、一般B1三（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で栗原大河騎手（15戦4勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、レッツリブオンに交わされて1馬身差の2着となった。

12月1日、中1週で迎えた28戦目は、一般B1三（金沢ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で栗原大河騎手（16戦4勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいいところがなく5着に敗れた。