グラスブラッド（1998年生、母グレイストツプ）

グラスブラッド（1998年6月8日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアジュディケーティング（当時11歳）と交配したグレイストツプが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）ムラカミファーム。戦績は、中央平地8戦0勝、地方4戦1勝。主な勝ち鞍は2002年の4歳C2。

経歴

デビュー前

保田一隆厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2001年）

6月16日、デビュー戦は水野貴広騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（福島ダート1700m 曇/重）に出走。馬体重は472kg。13頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず11着に終わった。

7月8日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で水野貴広騎手（1戦0勝）。13頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。

7月22日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で水野貴広騎手（2戦0勝）。13頭立ての10番人気で14番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では決め手が足りず9着に終わった。

8月5日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で水野貴広騎手（3戦0勝）。13頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず5着に終わった。

8月26日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で水野貴広騎手（4戦0勝）。14頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張り、4着を確保した。

9月2日、連闘で迎えた6戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で水野貴広騎手（5戦0勝）。13頭立ての4番人気で大外13番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に敗れた。

9月23日、中2週で迎えた7戦目は、高橋亮騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く10着に終わった。

10月2日、連闘で迎えた8戦目は、3歳戦の紅花特別（上山ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は水野貴広騎手（6戦0勝）。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月21日、中2週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で水野貴広騎手（7戦0勝）。14頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では末脚を伸ばせず11着に終わった。

12月22日、中8週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた10戦目は、谷地勝則騎手を鞍上に迎えて、3歳C2（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

4歳（2002年）

1月3日、中1週で迎えた11戦目は、4歳C2（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で谷地勝則騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

1月13日、中0週で迎えた12戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、4歳C2（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のアクアリオに1馬身3/4の差をつけて待望の初白星を挙げた。