ブランドオリビア（1989年生、母バッカスシロー）

経歴

デビュー前

2歳（1991年）

7月14日、デビュー戦は塚越一弘騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（新潟芝1000m 晴/稍重）に出走。馬体重は478kg。11頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず5着に終わった。

7月28日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（新潟芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で塚越一弘騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鬼脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のスピーディイコルに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

9月1日、中4週で迎えた3戦目は、2歳G3の新潟3歳ステークス（新潟芝1200m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は3戦連続で塚越一弘騎手（2戦1勝）。14頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではいいところがなく12着に終わった。

10月5日、中4週で迎えた4戦目は、田村正光騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳500万下のサフラン賞（東京芝1400m 曇/良）に出走。13頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を発揮し、3着に入った。

11月2日、中3週で迎えた5戦目は、牝馬限定3歳500万下のきんせんか賞（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田村正光騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。

11月23日、中2週で迎えた6戦目は、3歳500万下（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は塚越一弘騎手（3戦1勝）。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。端を奪う形となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は垂れてしまい11着に終わった。

3歳（1992年）

3月22日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた7戦目は、4歳500万下（中山ダート1800m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は田村正光騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず5着に終わった。

4月5日、中1週で迎えた8戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定4歳500万下のミモザ賞（中山芝1800m 雨/不良）に出走。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は垂れてしまい11着に終わった。

5月17日、中5週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた9戦目は、4歳500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は田村正光騎手（3戦0勝）。13頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では決め手が足りず8着に終わった。

6月7日、中2週で迎えた10戦目は、加藤和宏騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（東京芝1400m 曇/良）に出走。14頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では決め手が足りず10着に敗れた。

7月4日、中3週で迎えた11戦目は、武藤善則騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下のローズマリー賞（福島芝1200m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚に勢いがなく6着に終わった。

7月19日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上500万下のおけさ特別（新潟芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で武藤善則騎手（1戦0勝）。13頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず5着に終わった。

8月30日、中5週で迎えた13戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下の湯沢特別（新潟芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で武藤善則騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に終わった。

9月19日、中2週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下の袖ケ浦特別（中山ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で武藤善則騎手（3戦0勝）。13頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘し、4着に入り込んだ。

10月4日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で武藤善則騎手（4戦0勝）。14頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったマチエールにねじ伏せられて1馬身3/4差の2着となった。

12月27日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた16戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で武藤善則騎手（5戦0勝）。16頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい10着に終わった。

4歳（1993年）

6月12日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から6kg絞って迎えた17戦目は、5歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で武藤善則騎手（6戦0勝）。14頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場なく10着に終わった。

6月26日、中1週で迎えた18戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（福島ダート1000m 雨/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で武藤善則騎手（7戦0勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では決め手に欠いて5着に敗れた。

7月17日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた19戦目は、田中剛騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（新潟ダート1000m 雨/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず5着に終わった。

8月8日、中2週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた20戦目は、4歳以上500万下の出雲崎特別（新潟ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中剛騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず10着に終わった。