アンジュラミエル（2014年生、母ボンヌマール）

アンジュラミエル（2014年5月21日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「雷を司る天使。父名より連想」。毛色は栗毛。種牡馬のカネヒキリ（当時12歳）と交配したボンヌマールが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）日進牧場。主な勝ち鞍は2018年の盆梅特別(一般C16ロ)。

経歴

デビュー前

ユニオンオーナーズクラブにて総額1,000万円（5万×200口）で一口馬主が募集された。

恵多谷豊厩舎（北海道）へ入厩。

3歳（2017年）

10月3日、デビュー戦は黒沢愛斗騎手を鞍上に据えて、3歳以上C4-4（門別ダート1000m 曇/稍重）に出走。馬体重は488kg。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るリュネットを凄まじい末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

11月2日、中3週で迎えた2戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-3（門別ダート1000m 晴/不良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では目立つような脚を使えず3着に敗れた。

4歳（2018年）

1月22日、約2か月半の間隔を開けて迎えた3戦目は、向山牧騎手を鞍上に迎えて、一般C27（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では途轍もない末脚を爆発させて悠々と抜け出し、最後は2着のクモノカヨイジに3馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

2月21日、中3週で迎えた4戦目は、盆梅特別（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で向山牧騎手（1戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしっかりと末脚を伸ばして、最後は2着のピエスドールをクビ差振り切って断然の支持に応えた。

5月20日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から12kg減らして迎えた5戦目は、田中健騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚を伸ばせず11着に終わった。

8月18日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から14kg戻して迎えた6戦目は、3歳以上500万下（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で田中健騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く14着に終わった。

10月13日、中7週で迎えた7戦目は、中井裕二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（新潟ダート1200m 晴/重）に出走。14頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後は脚勢が悪くなり14着に終わった。

11月3日、中2週で迎えた8戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（福島ダート1150m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中井裕二騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では末脚が振るわず15着に終わった。