ウォーターラグーン（2009年生、母ウォーターポラリス）

ウォーターラグーン（2009年4月26日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋池、礁湖」。毛色は芦毛。種牡馬のクロフネ（当時11歳）と交配したウォーターポラリスが13歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）本巣牧場。戦績は、中央平地1戦0勝、地方25戦5勝2着6回。主な勝ち鞍は2013年の3歳以上C1。

経歴

デビュー前

岡田稲男厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2012年）

1月28日、デビュー戦は酒井学騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は458kg。16頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず10着に敗れた。

7月17日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた2戦目は、竹村達也騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上C2（姫路ダート1400m 晴/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚が冴えず4着に敗れた。

11月13日、約4か月の休み明けで迎えた3戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で竹村達也騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず4着に敗れた。

11月29日、中1週で迎えた4戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で竹村達也騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

12月13日、中1週で迎えた5戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のオメガロードショーに1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

12月31日、中2週で迎えた6戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は竹村達也騎手（3戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のダイヤマアナに2馬身半の差をつけて単勝一倍台の期待に応えた。

4歳（2013年）

5月8日、約4か月半の休養明けで迎えた7戦目は、4歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で竹村達也騎手（4戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではスパッとキレる脚を見せたが、メイショウゲッターに半馬身交わされて2着に敗北した。

5月31日、中2週で迎えた8戦目は、4歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で竹村達也騎手（5戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では一際目立つ伸び脚で猛進したが、ラキアにクビ差交わされて2着に甘んじた。

6月14日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で竹村達也騎手（6戦1勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、3着に終わった。

7月5日、中2週で迎えた10戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で竹村達也騎手（7戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

7月17日、中1週で迎えた11戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は木村健騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で猛追したが、抜け出したトウケイヘブンを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。

8月2日、中1週で迎えた12戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木村健騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のカノヤベッピンサンに6馬身の差をつけて3勝目を手中に収めた。

8月23日、中2週で迎えた13戦目は、永島太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1（園田ダート1700m 曇/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るファンタビュラスを半馬身差し切って勝利を手中に収めた。

5歳（2014年）

2月12日、約6か月の休み明けで迎えた14戦目は、4歳以上C2（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で永島太郎騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり9着に敗れた。

2月27日、中1週で迎えた15戦目は、高畑皓一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2二（園田ダート1400m 雨/重）に出走。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に敗れた。

3月14日、中1週で迎えた16戦目は、小山裕也騎手を鞍上に迎えて、大日本プロレスカップ（園田ダート1700m 晴/不良）に52kgの軽斤量で出走。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味のファイティングスピリットで最後まで奮闘したが、レニンフェアに交わされて3馬身差の2着となった。

6月27日、約3か月半の休み明けで迎えた17戦目は、4歳以上C3一（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は竹村達也騎手（8戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で追い上げたが、抜け出したアイノスタビライザにハナ差届かず2着に甘んじた。

7月10日、中1週で迎えた18戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C3二（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天資の負けん気を発揮してゴールまで力戦したが、3着に終わった。

7月25日、中1週で迎えた19戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天性の負けじ心を発揮してゴールまで力闘したが、3着に終わった。

8月6日、中1週で迎えた20戦目は、3歳以上C3（園田ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は木村健騎手（3戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな末脚を炸裂させて、最後は2着のモンキーマジックに1馬身1/4の差をつけて断トツの支持に応えた。

8月22日、中1週で迎えた21戦目は、3歳以上C2三（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は永島太郎騎手（2戦1勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見事な伸び脚で急追したが、勝ったモズワトウナイに詰め切れず、3馬身半差の2着となった。

9月11日、中2週で迎えた22戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は下原理騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る恰好となり、で集団を先導。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に沈んだ。

9月26日、中1週で迎えた23戦目は、3歳以上C2（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は永島太郎騎手（3戦1勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず8着に敗れた。

10月9日、中1週で迎えた24戦目は、3歳以上C2（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で永島太郎騎手（4戦1勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天性の負けじ魂を発揮してゴールまで力闘し、3着を確保した。

10月22日、中1週で迎えた25戦目は、3歳以上C2（園田ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で永島太郎騎手（5戦1勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず7着に終わった。

11月5日、中1週で迎えた26戦目は、3歳以上C2（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は竹村達也騎手（9戦1勝）。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に終わった。