サンシップ（2020年生、母ダイアナヘイロー）

サンシップ（2020年4月6日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「クフ王の船の通称、太陽の船より。父名より連想」。毛色は鹿毛。種牡馬のルーラーシップ（当時13歳）と交配したダイアナヘイローが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は岡田牧場。主な勝ち鞍は2023年の本日・フードドライブ開催中杯(一般C2九)。

経歴

デビュー前

大根田裕之厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2022年）

12月11日、デビュー戦は幸英明騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中京ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は456kg。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず12着に終わった。

12月18日、連闘で迎えた2戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中京ダート1800m 晴/良）に出走。15頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず11着に終わった。

3歳（2023年）

8月5日、約7か月半の休養明けで迎えた3戦目は、川端海翼騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に53kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての18番人気で16番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始18番手を追走。直線では末脚が冴えず18着に終わった。

9月5日、中3週で迎えた4戦目は、中島龍也騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のうまかつ.net金沢ジョッキー選手権1（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

9月19日、中1週で迎えた5戦目は、一般C2十三（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で中島龍也騎手（1戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではビュッとキレる脚で猛進したが、キャリアウーマンに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

10月2日、中1週で迎えた6戦目は、一般C2十一（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で中島龍也騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出したが、3着に終わった。

10月10日、連闘で迎えた7戦目は、うまかつ.net金沢ジョッキー選手権6（金沢ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で中島龍也騎手（3戦0勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず5着に敗れた。

10月15日、連闘で迎えた8戦目は、本日・フードドライブ開催中杯（金沢ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で中島龍也騎手（4戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のアスカセオンに6馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

10月30日、中1週で迎えた9戦目は、藤田記念&祝・蒼くんお誕生記念特別編成（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で中島龍也騎手（5戦1勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、抜け出したトーアカラカウアにクビ差届かず2着となった。

11月20日、中2週で迎えた10戦目は、無料ネット新聞うまかつ.net金沢賞（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で中島龍也騎手（6戦1勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では弾けるような伸び脚で追い上げたが、抜け出したハカイシンを差し切れず、1馬身差の2着となった。

12月3日、中1週で迎えた11戦目は、堀場裕充騎手を鞍上に迎えて、トミタオート記念特別編成（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず4着に敗れた。

4歳（2024年）

4月10日、約4か月半の休み明けで迎えた12戦目は、藤本現暉騎手を鞍上に迎えて、一般C3六七（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では切れ味抜群の末脚を繰り出し、3着に入った。

4月22日、中1週で迎えた13戦目は、一般C3六七（大井ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で藤本現暉騎手（1戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の豊富なスタミナで最後まで息を切らすことなく走り抜いたが、勝ったクリスピノに詰め切れず、8馬身差の2着に敗北した。

5月14日、中2週で迎えた14戦目は、一般C3四五（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で藤本現暉騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではいい脚を見せられず7着に敗れた。

6月3日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた15戦目は、一般C3一（大井ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で藤本現暉騎手（3戦0勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったバンクサイドに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

6月24日、中2週で迎えた16戦目は、一般C3一（大井ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で藤本現暉騎手（4戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、伸びてきたイッツバッド決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

7月10日、中1週で迎えた17戦目は、一般C3一（大井ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で藤本現暉騎手（5戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

8月2日、中2週で迎えた18戦目は、一般C3一（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で藤本現暉騎手（6戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず9着に敗れた。