キリシマスカイ（2017年生、母エイプリルバード）

キリシマスカイ（2017年3月30日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋空」。毛色は鹿毛。種牡馬のルースリンド（当時16歳）と交配したエイプリルバードが19歳のときに産んだ10番仔が本馬である。産地は宮崎県、生産者は土屋牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方1戦0勝。主な勝ち鞍は2020年の3歳。

経歴

デビュー前

的場均厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2019年）

8月3日、デビュー戦は水口優也騎手を鞍上に据えて、2歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は424kg。16頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではいい脚を見せられず15着に終わった。

9月28日、中7週で迎えた2戦目は、山田敬士騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての16番人気で15番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では脚を伸ばせず15着に終わった。

2019年12月20日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

12月17日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から12kg減らして迎えた3戦目は、田中直人騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のノカイドウ特別（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では脚が残っておらず10着に終わった。

3歳（2020年）

2月16日、中8週で馬体重を前走から15kg戻して迎えた4戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で田中直人騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず6着に終わった。

3月1日、中1週で迎えた5戦目は、吉本隆記騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のウーマんチャンス（佐賀ダート900m 雨/不良）に出走。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではスパッとキレる脚で猛追したが、抜け出したツバキヒメを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着となった。

3月12日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で吉本隆記騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

3月26日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉本隆記騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では脚が残っておらず9着に終わった。

4月12日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で吉本隆記騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚にキレが無く5着に終わった。

4月18日、連闘で迎えた9戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で吉本隆記騎手（4戦0勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち味のファイティングスピリットで最後まで奮戦したが、勝ったコスモカモミールに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

5月4日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で吉本隆記騎手（5戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天授の負けじ魂を発揮してゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

5月23日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた11戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で吉本隆記騎手（6戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。

6月7日、中1週で迎えた12戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で吉本隆記騎手（7戦0勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。最後は脚勢が鈍り8着に敗れた。

6月21日、中1週で迎えた13戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で吉本隆記騎手（8戦0勝）。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が振るわず6着に終わった。

7月5日、中1週で迎えた14戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で吉本隆記騎手（9戦0勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のテヤンに3馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

7月11日、連闘で迎えた15戦目は、金山昇馬騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のさがけいばナイター愛称募集中!（佐賀ダート1400m 曇/不良）に51kgの軽斤量で出走。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

8月12日、中4週で迎えた16戦目は、3歳戦のさがけいばナイター開催まであと52日（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は吉本隆記騎手（10戦1勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚色が鈍り10着に敗れた。

8月30日、中2週で迎えた17戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉本隆記騎手（11戦1勝）。7頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では全く伸びず6着に終わった。

9月20日、中2週で迎えた18戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で吉本隆記騎手（12戦1勝）。11頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は脚勢が衰えて11着に終わった。

10月24日、中4週で迎えた19戦目は、3歳以上C2 18（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で吉本隆記騎手（13戦1勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではいいところがなく9着に終わった。

11月8日、中1週で迎えた20戦目は、ほとめきナイター最終レースは20時40分（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉本隆記騎手（14戦1勝）。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場なく7着に終わった。

11月22日、中1週で迎えた21戦目は、飛田愛斗騎手を鞍上に迎えて、今日は馬型イルミネーションに乗れる日!（佐賀ダート1400m 曇/重）に51kgの軽斤量で出走。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は垂れてしまい11着に終わった。

12月6日、中1週で迎えた22戦目は、3歳以上C2 16（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は吉本隆記騎手（15戦1勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず10着に終わった。

12月19日、中1週で迎えた23戦目は、3歳以上C2 17（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉本隆記騎手（16戦1勝）。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではいい脚を見せられず11着に終わった。

2020年12月20日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。