ハーモニーファイブ（1992年生、母キタノハーモニー）

ハーモニーファイブ（1992年4月21日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のステイールハート（当時20歳）と交配したキタノハーモニーが12歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は庫富上山牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方25戦5勝2着3回。主な勝ち鞍は1995年の紅梅特別。

経歴

デビュー前

荒川嘉幸厩舎（宇都宮）へ入厩。

2歳（1994年）

8月11日、デビュー戦は平沢則雄騎手を鞍上に据えて、3歳（宇都宮ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は445kg。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のミヤノヒーローをハナ差制して初白星を挙げた。

8月25日、中1週で迎えた2戦目は、山口竜一騎手を鞍上に迎えて、3歳（宇都宮ダート800m 曇/良）に出走。5頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のナポレオンマルスに5馬身の差をつけて2勝目を挙げた。

9月22日、中3週で迎えた3戦目は、3歳（宇都宮ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は平沢則雄騎手（1戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月23日、中3週で迎えた4戦目は、3歳（宇都宮ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で平沢則雄騎手（2戦1勝）。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のロードミライに2馬身半の差をつけて3勝目をつかんだ。

11月2日、中0週で迎えた5戦目は、3歳（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で平沢則雄騎手（3戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のリンタックエースに3馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

11月10日、連闘で迎えた6戦目は、2歳戦の若駒特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で平沢則雄騎手（4戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったナポレオンマルスから3馬身差の2着に敗北した。

12月8日、中3週で迎えた7戦目は、3歳（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で平沢則雄騎手（5戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月28日、中2週で迎えた8戦目は、2歳戦のかもしか賞（宇都宮ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は山口竜一騎手（1戦1勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

3歳（1995年）

1月16日、中2週で迎えた9戦目は、山田博美騎手を鞍上に迎えて、4歳（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。3着に敗れた。

2月8日、中2週で迎えた10戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の紅梅特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のキャッシーライトに1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

3月3日、中2週で迎えた11戦目は、3歳戦のクイーンカップ（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は平沢則雄騎手（6戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

3月21日、中2週で迎えた12戦目は、3歳戦のしもつけ弥生賞（宇都宮ダート1900m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で平沢則雄騎手（7戦3勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったロードミライからハナ差の2着となった。

5月5日、中5週で迎えた13戦目は、3歳戦のしもつけさつき賞（宇都宮ダート1900m 曇/不良）に出走。鞍上は山田博美騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。12着に敗れた。

5月16日、中1週で迎えた14戦目は、山百合特別（宇都宮ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は平沢則雄騎手（8戦3勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月18日、中4週で迎えた15戦目は、3歳戦の北関東ダービー（宇都宮ダート2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で平沢則雄騎手（9戦3勝）。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月10日、中2週で迎えた16戦目は、あさがお特別（宇都宮ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で平沢則雄騎手（10戦3勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったアイブラックから3/4馬身差の2着となった。

7月25日、中1週で迎えた17戦目は、松本大寿郎騎手を鞍上に迎えて、キスゲ特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月10日、中6週で迎えた18戦目は、3歳戦のしもつけオークス（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は内田利雄騎手（1戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。11着に敗れた。

4歳（1996年）

2月19日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた19戦目は、一般B2 B3（宇都宮ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は平沢則雄騎手（11戦3勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。10着に敗れた。

3月1日、中1週で迎えた20戦目は、おうし座特別（足利ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で平沢則雄騎手（12戦3勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。9着に敗れた。

3月16日、中1週で迎えた21戦目は、今平弥騎手を鞍上に迎えて、一般B2 B3（宇都宮ダート1500m 曇/不良）に出走。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

3月24日、連闘で迎えた22戦目は、スプリング特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で今平弥騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月4日、中1週で迎えた23戦目は、春蘭特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で今平弥騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

4月20日、中1週で迎えた24戦目は、ライラック特別（宇都宮ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は平沢則雄騎手（13戦3勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月5日、中1週で迎えた25戦目は、アカシヤ特別（宇都宮ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は今平弥騎手（3戦0勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。3着を確保した。

7月20日、約2か月半の間隔を開けて迎えた26戦目は、金折知則騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての13番人気で大外13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず13着に終わった。

8月4日、中1週で迎えた27戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（小倉芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で金折知則騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に終わった。

8月31日、中3週で迎えた28戦目は、菅谷正巳騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（小倉芝1200m 雨/稍重）に出走。18頭立ての18番人気で14番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず12着に終わった。

9月29日、中3週で迎えた29戦目は、4歳以上500万下の里見特別（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅谷正巳騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず14着に終わった。

10月13日、中1週で迎えた30戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で菅谷正巳騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は垂れてしまい12着に終わった。