ラブチャーミング（1994年生、母チヤーミングスター）

ラブチャーミング（1994年4月28日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のビシヨツプボブ（当時11歳）と交配したチヤーミングスターが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）山際牧場。戦績は、中央平地40戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は1999年の5歳以上500万下(牝)。

経歴

デビュー前

YGGオーナーズクラブにてで一口馬主が募集された。

諏訪富三厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1997年）

2月23日、デビュー戦は岩戸孝樹騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は472kg。16頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では賦性の闘争心でゴールまで頑張り、5着を確保した。

3月8日、中1週で迎えた2戦目は、牝馬限定の4歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩戸孝樹騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では切れ味光る末脚を発揮し、3着に入った。

4月5日、中3週で迎えた3戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（中山ダート1200m 小雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で岩戸孝樹騎手（2戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて14番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではやや伸びを欠き、4着に終わった。

4月26日、中2週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岩戸孝樹騎手（3戦0勝）。16頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚が振るわず8着に敗れた。

5月10日、中1週で迎えた5戦目は、村田一誠騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（東京ダート1200m 晴/重）に50kgの軽斤量で出走。16頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。直線ではもうひとつ伸びを欠き、3着に終わった。

5月25日、中1週で迎えた6戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（東京ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は岩戸孝樹騎手（4戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見所を作れず9着に敗れた。

8月16日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から12kg増やして迎えた7戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で岩戸孝樹騎手（5戦0勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に敗れた。

9月7日、中2週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩戸孝樹騎手（6戦0勝）。16頭立ての9番人気で14番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は勢いを失って10着に終わった。

9月20日、中1週で迎えた9戦目は、大塚栄三郎騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山ダート1000m 晴/稍重）に出走。14頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではキレのある末脚を発揮したが、5着に終わった。

10月4日、中1週で迎えた10戦目は、大崎昭一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では余力が残っておらず10着に敗れた。

10月26日、中2週で迎えた11戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（福島芝1200m 小雨/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は大塚栄三郎騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では逸出した伸び脚で猛追したが、抜け出したナムラチャームにクビ差届かず2着となった。

11月9日、中1週で迎えた12戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大塚栄三郎騎手（2戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るラベンダーノートを凄まじい末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

11月30日、中2週で迎えた13戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で大塚栄三郎騎手（3戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始8番手を追走。最後は脚勢が衰えて15着に敗れた。

12月13日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大塚栄三郎騎手（4戦1勝）。15頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、5着に入り込んだ。

4歳（1998年）

1月24日、中5週で迎えた15戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で大塚栄三郎騎手（5戦1勝）。16頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。

5月23日、約4か月の休み明けで迎えた16戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（東京芝1400m 晴/良）に出走。13頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚勢が鈍り8着に終わった。

6月7日、中1週で迎えた17戦目は、5歳以上500万下（東京芝1400m 曇/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は村田一誠騎手（1戦0勝）。18頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は勢いを失って13着に終わった。

6月27日、中2週で迎えた18戦目は、5歳以上500万下（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は大塚栄三郎騎手（6戦1勝）。16頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天性の闘争心でゴールまで力闘し、4着に入った。

7月11日、中1週で迎えた19戦目は、5歳以上500万下（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で大塚栄三郎騎手（7戦1勝）。16頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に敗れた。

8月1日、中2週で迎えた20戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下の五泉特別（新潟芝1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は木幡初広騎手（1戦0勝）。17頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に終わった。

8月29日、中3週で迎えた21戦目は、4歳以上500万下の湯之谷特別（新潟ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で木幡初広騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず11着に終わった。

9月19日、中2週で迎えた22戦目は、4歳以上500万下（中山芝1200m 外回り晴/稍重）に出走。鞍上は村田一誠騎手（2戦0勝）。16頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では非凡な末脚を披露し、3着に入った。

12月5日、約2か月半の間隔を開けて迎えた23戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（中山ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で村田一誠騎手（3戦0勝）。16頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では強靭な末脚を披露し、3着に入り込んだ。

12月20日、中1週で迎えた24戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で村田一誠騎手（4戦0勝）。16頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では鮮やかな末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のブランドキャリーをハナ差振り切って制した。

5歳（1999年）

1月6日、中1週で迎えた25戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で村田一誠騎手（5戦1勝）。16頭立ての5番人気で大外16番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に敗れた。

1月24日、中2週で迎えた26戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（中山ダート1200m 雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で村田一誠騎手（6戦1勝）。15頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮したが、3着に終わった。

2月14日、中2週で迎えた27戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で村田一誠騎手（7戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、勝ったインディペンデンスに詰め切れず、7馬身差の2着に敗北した。

2月27日、中1週で迎えた28戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（中山ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で村田一誠騎手（8戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では驚異的な末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のサイレントレガシーに2馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

4月17日、中6週で迎えた29戦目は、牝馬限定の5歳以上900万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で村田一誠騎手（9戦2勝）。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず7着に終わった。

5月16日、中3週で迎えた30戦目は、5歳以上900万下の八ケ岳特別（東京ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で村田一誠騎手（10戦2勝）。16頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを14番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず10着に敗れた。

6月12日、中3週で迎えた31戦目は、牝馬限定の5歳以上900万下（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で村田一誠騎手（11戦2勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには参加できず7着に終わった。

7月4日、中2週で迎えた32戦目は、柴田未崎騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で5歳以上900万下の白河特別（福島芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。

7月24日、中2週で迎えた33戦目は、4歳以上900万下のNST賞（新潟芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は村田一誠騎手（12戦2勝）。18頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には割り込めず12着に終わった。

8月7日、中1週で迎えた34戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上900万下の五頭連峰特別（新潟芝1400m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で15番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始3番手を追走。最後は脚勢が悪くなり12着に終わった。

8月22日、中1週で迎えた35戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の妙高特別（新潟ダート1200m 曇/稍重）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は村田一誠騎手（13戦2勝）。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず6着に終わった。

9月12日、中2週で迎えた36戦目は、4歳以上900万下の茨城新聞杯（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村田一誠騎手（14戦2勝）。16頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり4位の末脚を見せたが上位には割り込めず7着に終わった。

9月25日、中1週で迎えた37戦目は、牝馬限定の4歳以上900万下の浦安特別（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で村田一誠騎手（15戦2勝）。16頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず7着に終わった。

12月18日、約3か月の間隔を開けて迎えた38戦目は、4歳以上900万下（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は大塚栄三郎騎手（8戦1勝）。16頭立ての9番人気で14番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず12着に終わった。

6歳（2000年）

1月16日、中3週で迎えた39戦目は、高橋智大騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（中山ダート1200m 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位争いには絡めず10着に終わった。

2月12日、中3週で迎えた40戦目は、牝馬限定の5歳以上900万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は大塚栄三郎騎手（9戦1勝）。14頭立ての14番人気で大外14番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では鋭い脚を使えず13着に終わった。