ブレイブファイター（1999年生、母ブレイヒメ）

ブレイブファイター（1999年3月18日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「勇敢な戦士」。毛色は鹿毛。種牡馬のシアトルダンサーⅡ（当時15歳）と交配したブレイヒメが14歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）福田牧場。戦績は、中央平地9戦0勝2着2回、地方2戦0勝。

経歴

デビュー前

2歳のとき、福田牧場から「ひだかトレーニングセールサラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

矢野照正厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2002年）

3月23日、デビュー戦は江田勇亮騎手を鞍上に据えて、3歳未出走（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。馬体重は518kg。15頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。先手を奪い、若干速いペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず7着に終わった。

4月14日、中2週で迎えた2戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、3歳未出走（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、忙しいペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天性の負けん性を発揮してゴールまで力闘し、3着に入った。

4月28日、中1週で迎えた3戦目は、高橋亮騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、勝ったダブルタイトルにねじ伏せられて3馬身半差の2着に敗北した。

5月11日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で高橋亮騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち味のガッツで最後まで奮闘したが、勝ったエーピーコンロンにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着となった。

6月2日、中2週で迎えた5戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では脚が残っておらず11着に敗れた。

7月7日、中4週で迎えた6戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

7月28日、中2週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中勝春騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

8月18日、中2週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は江田照男騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を取り、少し速いペースで一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では最後まで息が続かず9着に敗れた。

9月14日、中3週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は江田勇亮騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く7着に敗れた。

11月2日、中6週で迎えた10戦目は、浅沼傑騎手を鞍上に迎えて、一般B1 B2（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月1日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた11戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、けやき特別（高崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。9着に敗れた。