ユーワテイクワン（1995年生、母トライアンフアンドジョイ）

ユーワテイクワン（1995年4月11日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は青鹿毛。種牡馬のヒシマサル（当時6歳）と交配したトライアンフアンドジョイが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は小河牧場。戦績は、中央平地9戦1勝2着3回。1997年の芙蓉ステークス(オープン)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

東京サラブレッドクラブにてで一口馬主が募集された。

池上昌弘厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1997年）

7月13日、デビュー戦は柴田善臣騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（新潟芝1000m 曇/良）に出走。馬体重は456kg。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて楽々と抜け出し、最後は2着のタヤスアゲインに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

9月20日、中9週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた2戦目は、岡部幸雄騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンの芙蓉ステークス（中山芝1600m 外回り曇/稍重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

3歳（1998年）

3月15日、約6か月の休み明けで迎えた3戦目は、4歳500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は柴田善臣騎手（1戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて2番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚に勢いがなく10着に敗れた。

12月27日、約9か月半の休み明けで馬体重を前走から30kg増やして迎えた4戦目は、武士沢友治騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1200m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。

4歳（1999年）

5月8日、約4か月半の休み明けで迎えた5戦目は、5歳以上500万下（新潟芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で武士沢友治騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では鋭い脚を使えず7着に敗れた。

5月22日、中1週で迎えた6戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下の長岡特別（新潟芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で武士沢友治騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を見せたが、勝ったサイレントレガシーにねじ伏せられて5馬身差の2着に敗北した。

6月19日、中3週で迎えた7戦目は、5歳以上500万下（福島芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は柴田善臣騎手（2戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、抜け出したミュージックシチーに半馬身届かず2着に敗北した。

7月10日、中2週で迎えた8戦目は、5歳以上500万下（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（3戦1勝）。15頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったウェストビーチに詰め切れず、3馬身半差の2着に敗北した。

8月22日、中5週で迎えた9戦目は、松永幹夫騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下のまりも特別（札幌芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、5着に終わった。