ノーブルグラシア（1995年生、母ノーブルフランチエスカ）

ノーブルグラシア（1995年4月12日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のトニービン（当時12歳）と交配したノーブルフランチエスカが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡早来町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地7戦0勝、地方36戦4勝2着7回。主な勝ち鞍は2000年の5歳以上C2。

経歴

デビュー前

蛯名信広厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1998年）

5月9日、デビュー戦は鹿戸雄一騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の4歳未出走（新潟ダート1200m 晴/重）に出走。馬体重は460kg。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず8着に終わった。

5月24日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（新潟芝2000m 外回り曇/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で鹿戸雄一騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に終わった。

6月13日、中2週で迎えた3戦目は、橋本広喜騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京芝2400m 曇/稍重）に出走。14頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く10着に敗れた。

6月27日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、岡部幸雄騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝2000m 曇/良）に出走。16頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では速い脚を使えず8着に敗れた。

7月19日、中2週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は橋本広喜騎手（1戦0勝）。18頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、17番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では上がり4位の伸び脚を披露したが上位には届かず9着に終わった。

8月8日、中2週で迎えた6戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（新潟芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で橋本広喜騎手（2戦0勝）。16頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず13着に終わった。

8月22日、中1週で迎えた7戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で橋本広喜騎手（3戦0勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に敗れた。

10月31日、中9週で迎えた8戦目は、岩本清隆騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったタケカシンイチロウから2馬身半差の2着に敗北した。

11月15日、中1週で迎えた9戦目は、一般C（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩本清隆騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったエーピーキャニオンから5馬身差の2着に敗北した。

4歳（1999年）

5月29日、約6か月半の休養明けで迎えた10戦目は、一般C（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩本清隆騎手（2戦0勝）。6頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月12日、中1週で迎えた11戦目は、一般C（荒尾ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で岩本清隆騎手（3戦0勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。3着を確保した。

6月19日、連闘で迎えた12戦目は、山田寿雄騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月4日、中1週で迎えた13戦目は、一般C（荒尾ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は岩本清隆騎手（4戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月10日、連闘で迎えた14戦目は、田中隆仁騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1300m 曇/良）に出走。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月12日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた15戦目は、一般C（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は岩本清隆騎手（5戦0勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月26日、中1週で迎えた16戦目は、一般C（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩本清隆騎手（6戦0勝）。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。3着を確保した。

5歳（2000年）

1月3日、連闘で迎えた17戦目は、一般C（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩本清隆騎手（7戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったスズノエージェントから5馬身差の2着に敗北した。

1月9日、連闘で迎えた18戦目は、一般C（荒尾ダート1300m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で岩本清隆騎手（8戦0勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

1月16日、連闘で迎えた19戦目は、一般C（荒尾ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で岩本清隆騎手（9戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったエムジーロータリーから1馬身差の2着に敗北した。

1月24日、連闘で迎えた20戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は山田寿雄騎手（1戦0勝）。6頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

1月30日、連闘で迎えた21戦目は、一般C（荒尾ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は岩本清隆騎手（10戦0勝）。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。3着に敗れた。

2月12日、中1週で迎えた22戦目は、一般C（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩本清隆騎手（11戦0勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

2月21日、連闘で迎えた23戦目は、一般C（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩本清隆騎手（12戦0勝）。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

3月5日、中1週で迎えた24戦目は、一般C（荒尾ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で岩本清隆騎手（13戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のヒデノジュビリーに1馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

3月12日、連闘で迎えた25戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で岩本清隆騎手（14戦1勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

3月25日、中1週で迎えた26戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で岩本清隆騎手（15戦1勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。8着に敗れた。

4月9日、中1週で迎えた27戦目は、一般C（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で岩本清隆騎手（16戦1勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったタイガーロマンから2馬身差の2着となった。

4月23日、中1週で迎えた28戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で岩本清隆騎手（17戦1勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月30日、連闘で迎えた29戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で岩本清隆騎手（18戦1勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったソロナドリームから4馬身差の2着となった。

5月7日、連闘で迎えた30戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で岩本清隆騎手（19戦1勝）。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。3着に敗れた。

5月13日、連闘で迎えた31戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で岩本清隆騎手（20戦1勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月28日、中1週で迎えた32戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で岩本清隆騎手（21戦1勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月6日、連闘で迎えた33戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で岩本清隆騎手（22戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のハマノチヨヒメをアタマ差制して2勝目を挙げた。

6月18日、中1週で迎えた34戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は14戦連続で岩本清隆騎手（23戦2勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のタイガーロマンに半馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

7月15日、中3週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた35戦目は、真島正徳騎手を鞍上に迎えて、5歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず4着に敗れた。

7月29日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた36戦目は、有馬澄男騎手を鞍上に迎えて、5歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。7頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のフラワーバードに4馬身の差をつけて4勝目をマークした。

8月18日、中2週で馬体重を前走から9kg戻して迎えた37戦目は、5歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で有馬澄男騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したマイティビッグを捕まえ切れず、4馬身差の2着に敗北した。

9月17日、中3週で迎えた38戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で有馬澄男騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月1日、中1週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた39戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で有馬澄男騎手（3戦1勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず8着に敗れた。

10月19日、中2週で迎えた40戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で有馬澄男騎手（4戦1勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず7着に敗れた。

11月24日、中4週で迎えた41戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は真島正徳騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず8着に敗れた。

12月9日、中1週で迎えた42戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で真島正徳騎手（2戦0勝）。7頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず6着に終わった。

12月20日、中1週で迎えた43戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で真島正徳騎手（3戦0勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず8着に終わった。