アラホウジョウ（2012年生、母アラマサダンサー）

アラホウジョウ（2012年3月20日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋豊饒。土地が肥え実ること」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のマンハッタンカフェ（当時14歳）と交配したアラマサダンサーが17歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）アラキファーム。戦績は、中央平地8戦0勝2着1回、地方13戦0勝。

経歴

デビュー前

高橋裕厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2014年）

6月8日、デビュー戦は吉田豊騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1600m 曇/不良）に出走。馬体重は454kg。18頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は減速してしまい8着に敗れた。

6月28日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（東京芝1600m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田豊騎手（1戦0勝）。15頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に敗れた。

9月21日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から12kg増やして迎えた3戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、非常に遅いペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が悪くなり17着に終わった。

10月19日、中3週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた4戦目は、2歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉田豊騎手（2戦0勝）。14頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には割り込めず6着に終わった。

3歳（2015年）

6月7日、約7か月半の休み明けで迎えた5戦目は、3歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田豊騎手（3戦0勝）。18頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず7着に終わった。

6月28日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で吉田豊騎手（4戦0勝）。16頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では末脚が冴えず14着に敗れた。

8月1日、中4週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田豊騎手（5戦0勝）。18頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では一際目立つ伸びを見せたが、伸びてきたダイワスキャンプ決め手に屈してクビ差の2着となった。

8月16日、中1週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は松岡正海騎手（1戦0勝）。18頭立ての8番人気で17番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず7着に敗れた。

9月16日、中3週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた9戦目は、沼沢英知騎手を鞍上に迎えて、びらとり和牛賞（門別ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり7着に敗れた。

10月1日、中1週で迎えた10戦目は、すながわスイートロード賞（門別ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で沼沢英知騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず5着に終わった。

10月15日、中1週で迎えた11戦目は、3歳以上C32 C41（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で沼沢英知騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。競走中止となった。

11月23日、中5週で迎えた12戦目は、小林凌騎手を鞍上に迎えて、奥州うまいもん屋杯（水沢ダート1400m 小雨/不良）に出走。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に敗れた。

11月30日、連闘で迎えた13戦目は、一般C2一（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で小林凌騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず4着に終わった。

12月6日、連闘で迎えた14戦目は、一般C2一（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で小林凌騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に敗れた。

12月20日、中1週で迎えた15戦目は、関本淳騎手を鞍上に迎えて、一般C2二（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず8着に敗れた。

12月29日、連闘で迎えた16戦目は、坂口裕一騎手を鞍上に迎えて、一般C2六（水沢ダート1400m 小雪/不良）に出走。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには絡めず9着に敗れた。

4歳（2016年）

3月27日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた17戦目は、岩手春の記憶賞（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は小林凌騎手（3戦0勝）。8頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚に勢いがなく7着に終わった。

4月9日、中1週で迎えた18戦目は、大屋梅賞（水沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で小林凌騎手（4戦0勝）。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では決め手が足りず11着に終わった。

4月25日、中1週で迎えた19戦目は、江刺甚句まつり賞（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林凌騎手（5戦0勝）。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず10着に終わった。

5月9日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた20戦目は、盛岡南部鉄器賞（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小林凌騎手（6戦0勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではいい脚を見せられず10着に終わった。

5月21日、中1週で迎えた21戦目は、新緑賞（盛岡芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で小林凌騎手（7戦0勝）。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では見せ場を作れず11着に終わった。