リュウキュウティダ（2004年生、母トキ）

リュウキュウティダ（2004年4月6日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「琉球＋太陽（沖縄の方言）」。毛色は栗毛。種牡馬のデザートキング（当時10歳）と交配したトキが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は佐々木康治。戦績は、中央平地3戦0勝、地方6戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2008年の一般C4-3。

経歴

デビュー前

嶋田潤厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2006年）

10月15日、デビュー戦は小野次郎騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は458kg。16頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では伸びが鈍く12着に終わった。

3歳（2007年）

8月25日、約10か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた2戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で小野次郎騎手（1戦0勝）。15頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず7着に敗れた。

9月15日、中2週で迎えた3戦目は、梶晃啓騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1700m 雨/稍重）に出走。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。最後は脚色が衰えて12着に敗れた。

10月22日、中4週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた4戦目は、平瀬城久騎手を鞍上に迎えて、3歳B10（金沢ダート1300m 晴/稍重）に出走。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では全く伸びず4着に敗れた。

10月29日、連闘で迎えた5戦目は、粂川京利騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定戦のフォックスフェイス賞（金沢ダート1300m 曇/重）に出走。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月12日、中1週で迎えた6戦目は、米倉知騎手を鞍上に迎えて、一般C5-4（金沢ダート1300m 曇/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したスマートフラッシュを捕まえ切れず、2馬身差の2着に敗北した。

11月25日、中1週で迎えた7戦目は、一般C4-3（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で米倉知騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では全く伸びず6着に敗れた。

4歳（2008年）

5月4日、約5か月半の休養明けで迎えた8戦目は、田知弘久騎手を鞍上に迎えて、一般C4-4（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したオーミプラネットを捕まえ切れず、8馬身差の2着となった。

5月12日、連闘で迎えた9戦目は、加藤和義騎手を鞍上に迎えて、一般C4-3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のコアレススキルを3/4馬身振り切って待望の初勝利を挙げた。