ミツアキクイーン（2006年生、母ワイズドーター）

ミツアキクイーン（2006年4月3日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋女王」。毛色は栗毛。種牡馬のキッケンクリス（当時6歳）と交配したワイズドーターが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）豊洋牧場。戦績は、中央平地14戦0勝、地方9戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2010年の一般C24(牝)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、豊洋牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

二本柳俊一厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2008年）

8月23日、デビュー戦は荻野琢真騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（札幌芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は472kg。14頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では全く伸びず8着に敗れた。

9月20日、中3週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた2戦目は、2歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で荻野琢真騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではいいところがなく11着に終わった。

11月23日、中8週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた3戦目は、2歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で荻野琢真騎手（2戦0勝）。16頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びあぐねて8着に終わった。

12月20日、中3週で迎えた4戦目は、二本柳壮騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は勢いを失って13着に敗れた。

3歳（2009年）

1月10日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で二本柳壮騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい10着に終わった。

2月1日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で二本柳壮騎手（2戦0勝）。16頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず9着に終わった。

2月18日、中1週で迎えた7戦目は、柄崎将寿騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のフォーチュネイト水仙特別（大井ダート1800m 晴/良）に出走。13頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に終わった。

3月1日、中1週で迎えた8戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は二本柳壮騎手（3戦0勝）。16頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには参加できず9着に終わった。

3月22日、中2週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（中京ダート1700m 小雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で二本柳壮騎手（4戦0勝）。16頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、かなり遅いペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚が止まってしまい12着に終わった。

4月23日、中4週で迎えた10戦目は、3歳戦のフォーチュネイトはなみずき特別（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は柄崎将寿騎手（1戦0勝）。13頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に終わった。

5月2日、連闘で迎えた11戦目は、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は二本柳壮騎手（5戦0勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では全く伸びず8着に終わった。

5月24日、中2週で迎えた12戦目は、大江原圭騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1400m 小雨/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では切れる脚を使えず7着に終わった。

6月21日、中3週で迎えた13戦目は、3歳未勝利（福島ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は二本柳壮騎手（6戦0勝）。15頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に終わった。

7月5日、中1週で迎えた14戦目は、3歳未勝利（福島ダート1150m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で二本柳壮騎手（7戦0勝）。16頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず7着に終わった。

8月11日、中4週で迎えた15戦目は、3歳戦のフォーチュネイトクローバー特別（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で二本柳壮騎手（8戦0勝）。14頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場なく8着に終わった。

9月5日、中3週で迎えた16戦目は、大下智騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では目立つような脚を使えず11着に終わった。

9月19日、中1週で迎えた17戦目は、小野寺祐太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（新潟ダート1200m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。15頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚が振るわず14着に終わった。

11月4日、中6週で迎えた18戦目は、達城龍次騎手を鞍上に迎えて、アーバンステージ霜月賞（大井ダート1800m 晴/稍重）に出走。14頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では切れる脚を使えず13着に終わった。

4歳（2010年）

1月6日、中8週で迎えた19戦目は、湯前良人騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の一般C24（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のオグリスターに約12馬身の大差をつけて待望の初勝利を挙げた。

1月20日、中1週で迎えた20戦目は、一般C14（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で湯前良人騎手（1戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前のスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたアンギン決め手に屈してアタマ差の2着に甘んじた。

2月12日、中2週で迎えた21戦目は、一般C25（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で湯前良人騎手（2戦1勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではいい脚を見せられず8着に敗れた。

2月22日、中0週で迎えた22戦目は、一般C26（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で湯前良人騎手（3戦1勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に敗れた。

3月7日、中1週で迎えた23戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、杏沙2010誕生日記念（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚が止まってしまい7着に敗れた。