トウショウシェル（2013年生、母クロストウショウ）

トウショウシェル（2013年3月24日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋貝殻」。毛色は芦毛。種牡馬のクロフネ（当時15歳）と交配したクロストウショウが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者はトウショウ産業（株）トウショウ牧場。戦績は、中央平地7戦0勝、地方28戦4勝2着5回。主な勝ち鞍は2017年の一般C2九。

経歴

デビュー前

池上昌弘厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2015年）

6月21日、デビュー戦は石橋脩騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1400m 小雨/稍重）に出走。馬体重は472kg。16頭立ての6番人気で15番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は一杯になって12着に敗れた。

7月12日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（福島ダート1150m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石橋脩騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に終わった。

10月31日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、大庭和弥騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（福島ダート1150m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず14着に終わった。

11月7日、連闘で迎えた4戦目は、2歳未勝利（東京ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大庭和弥騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線ではいいところがなく12着に終わった。

3歳（2016年）

1月5日、中7週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた5戦目は、L.コントレラス騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず10着に終わった。

3月5日、中8週で迎えた6戦目は、長岡禎仁騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての11番人気で15番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では最後まで息が続かず9着に終わった。

4月17日、中5週で迎えた7戦目は、森裕太朗騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1700m 雨/稍重）に53kgの軽斤量で出走。15頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では最後まで息が続かず14着に終わった。

5月23日、中4週で迎えた8戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、3歳C2三（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るハナズレガシーを鮮やかな末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

7月2日、中5週で迎えた9戦目は、3歳戦のロゼア賞（水沢ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（1戦1勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が鈍り7着に終わった。

7月24日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた10戦目は、3歳戦の盛岡さんさ踊り賞（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で村上忍騎手（2戦1勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は力尽きて8着に終わった。

8月8日、中1週で迎えた11戦目は、3歳C1三（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で村上忍騎手（3戦1勝）。7頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後は垂れてしまい7着に敗れた。

8月21日、中1週で迎えた12戦目は、房住山賞（水沢ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で村上忍騎手（4戦1勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚を伸ばせず4着に終わった。

9月3日、中1週で迎えた13戦目は、一般C2十二（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で村上忍騎手（5戦1勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では切れる脚を使えず4着に終わった。

9月18日、中1週で迎えた14戦目は、一般C2十一（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で村上忍騎手（6戦1勝）。6頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が悪くなり5着に終わった。

10月1日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2九（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で村上忍騎手（7戦1勝）。7頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる恰好となり、でレースを牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを3番手で通過。最後は脚勢が鈍り6着に終わった。

10月15日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2十（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で村上忍騎手（8戦1勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

10月30日、中1週で迎えた17戦目は、JBC川崎まであと4日（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で村上忍騎手（9戦1勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後はバタバタになってしまい5着に終わった。

11月12日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた18戦目は、一般C2十一（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は11戦連続で村上忍騎手（10戦1勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ラブオールミーに交わされて6馬身差の2着となった。

11月21日、連闘で迎えた19戦目は、一般C2四（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は12戦連続で村上忍騎手（11戦1勝）。6頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったコウイッテンにねじ伏せられて5馬身差の2着となった。

11月26日、連闘で迎えた20戦目は、一般C2十（水沢ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は13戦連続で村上忍騎手（12戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では異次元の末脚を弾けさせて突き抜け、最後は2着のキャンベルアーリーに5馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

12月11日、中1週で迎えた21戦目は、一般C2九（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は14戦連続で村上忍騎手（13戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな伸び脚で猛進したが、シンボリテレサに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

12月25日、中1週で迎えた22戦目は、一般C2九（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は15戦連続で村上忍騎手（14戦2勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のキタノリュウセイに6馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

4歳（2017年）

4月10日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた23戦目は、一般C2二（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で村上忍騎手（15戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に敗れた。

4月24日、中1週で迎えた24戦目は、一般C2四（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で村上忍騎手（16戦3勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚勢が悪くなり10着に敗れた。

5月14日、中2週で迎えた25戦目は、一般C2六（盛岡ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は18戦連続で村上忍騎手（17戦3勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が衰えて8着に終わった。

5月28日、中1週で迎えた26戦目は、一般C2九（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は19戦連続で村上忍騎手（18戦3勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

6月11日、中1週で迎えた27戦目は、一般C2九（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は20戦連続で村上忍騎手（19戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のモシカシテを半馬身振り切って4勝目を獲得した。

6月26日、中1週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた28戦目は、一般C2四（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は21戦連続で村上忍騎手（20戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり5着に敗れた。

7月10日、中1週で迎えた29戦目は、一般C2五（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は22戦連続で村上忍騎手（21戦4勝）。6頭立ての2番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず6着に敗れた。

7月23日、中1週で迎えた30戦目は、鈴木麻優騎手を鞍上に迎えて、一般C2六（盛岡ダート1400m 雨/不良）に出走。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に敗れた。

8月7日、中1週で迎えた31戦目は、一般C2七（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は村上忍騎手（22戦4勝）。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のガッツで最後まで敢闘したが、グリーンソードに交わされて2馬身差の2着となった。

8月26日、中2週で迎えた32戦目は、一般C1八（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（23戦4勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が衰えて7着に敗れた。

9月11日、中1週で迎えた33戦目は、ラブ・ミー賞（水沢ダート850m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で村上忍騎手（24戦4勝）。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、コンチコルトに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

9月23日、中1週で迎えた34戦目は、岩泉町龍泉洞秋まつり賞（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で村上忍騎手（25戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では見所を作れず4着に敗れた。

10月9日、中1週で迎えた35戦目は、SPAT4プレミアムポイント賞（盛岡ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で村上忍騎手（26戦4勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚が止まってしまい9着に敗れた。