エドノホープ（1984年生、母マキノスガタ）

Edono Hope

1984.06.10

エドノホープ（1984年6月10日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のジヤツジヤー（当時13歳）と交配したマキノスガタが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は藤川 美子。戦績は、中央平地13戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は1987年の精進湖特別(400万下)。

経歴

デビュー前

橋本輝雄厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1987年）

2月7日、デビュー戦は根本康広騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の4歳新馬（東京ダート1400m 曇/重）に出走。馬体重は524kg。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ伸び切れず8着に敗れた。

2月22日、中1週で迎えた2戦目は、4歳新馬（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で根本康広騎手（1戦0勝）。15頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では稲妻のようなを披露し、3着に入り込んだ。

5月9日、約2か月半の間隔を開けて迎えた3戦目は、中野渡清一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（新潟芝1600m 外回り 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず12着に敗れた。

5月24日、中1週で迎えた4戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（東京ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は根本康広騎手（2戦0勝）。13頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のダイナプリズムに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

6月6日、中1週で迎えた5戦目は、大崎昭一騎手を鞍上に迎えて、4歳400万下のガーベラ賞（東京芝1800m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、非常に遅いペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が悪くなり7着に終わった。

6月28日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、細川英二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定4歳400万下のさくらんぼ賞（福島芝1800m 曇/良）に出走。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ伸び切れず5着に終わった。

8月9日、中5週で迎えた7戦目は、4歳以上400万下（函館ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は根本康広騎手（3戦1勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で追い上げたが、抜け出したトワノスキーにアタマ差届かず2着に惜敗した。

9月6日、中3週で迎えた8戦目は、4歳以上400万下（函館ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で根本康広騎手（4戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

9月19日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上400万下（函館ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で根本康広騎手（5戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。端を奪う形となり、速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、アサクサキャリアにアタマ差交わされて2着に甘んじた。

10月10日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた10戦目は、牝馬限定の4歳以上400万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で根本康広騎手（6戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて楽々と抜け出し、最後は2着のチェスナットリバーに4馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

10月25日、中1週で迎えた11戦目は、加藤和宏騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上400万下の西湖特別（東京芝1800m 曇/重）に出走。14頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では速い脚を使えず6着に敗れた。

11月1日、連闘で迎えた12戦目は、4歳以上400万下の精進湖特別（東京ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和宏騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では別次元の末脚を爆発させてあっさりと抜け出し、最後は2着のサクラニッポンに3馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

11月21日、中2週で迎えた13戦目は、4歳以上1400万下の霜月賞（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は根本康広騎手（7戦2勝）。15頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ伸び切れず9着に敗れた。