アクイローネ（2021年生、母ビエンナーレ）
Aquilone
2021.05.07
アクイローネ（2021年5月7日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「凧(伊)」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のグァンチャーレ（当時9歳）と交配したビエンナーレが19歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は天羽 禮治。主な勝ち鞍は2025年の一般C2十五十六十七。
経歴
デビュー前
北出成人厩舎（栗東）へ入厩。
2歳（2023年）
12月24日、デビュー戦は横山典弘騎手を鞍上に据えて、2歳戦のメイクデビュー阪神（阪神芝1600m 外回り 晴/良）に出走。馬体重は432kg。18頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではいい脚を見せられず15着に敗れた。
3歳（2024年）
1月6日、中1週で迎えた2戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の3歳未勝利（京都芝1800m 外回り 曇/良）に出走。17頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に終わった。
4月28日、約4か月の休養明けで迎えた3戦目は、荻野極騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では伸びを欠き15着に敗れた。
6月23日、中7週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝2200m 外回り 小雨/重）に出走。18頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では決め手が足りず12着に終わった。
8月11日、中6週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた5戦目は、3歳未勝利（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（1戦0勝）。18頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、17番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で追い上げたが、抜け出したレディーヴァリューを差し切れず、2馬身半差の2着となった。
8月25日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（中京芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で幸英明騎手（2戦0勝）。18頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、17番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを15番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず13着に敗れた。
4歳（2025年）
2月17日、約6か月の休み明けで迎えた7戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、一般C2十五十六十七（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のハカイシンに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。
5月1日、中9週で迎えた8戦目は、一般C2七八（大井ダート1600m 内回り 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（1戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では次元の違う末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のエロースに2馬身の差をつけて単勝一倍台の評価に応えた。
6月13日、中5週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた9戦目は、一般C2二三四（大井ダート1600m 内回り 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で矢野貴之騎手（2戦2勝）。13頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では迫力のある伸び脚で猛追したが、勝ったラモラックに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。
8月10日、中7週で迎えた10戦目は、いるか座特別（大井ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で矢野貴之騎手（3戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。
9月16日、中4週で迎えた11戦目は、くじら座特別（大井ダート2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で矢野貴之騎手（4戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線に入ると、前で粘るセンジュを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身3/4の差をつけて単勝一倍台の期待に応えた。