レアパール（1999年生、母ランバダレディ）

レアパール（1999年2月26日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のジェイドロバリー（当時12歳）と交配したランバダレディが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は（有）社台コーポレーション白老ファーム。戦績は、中央平地14戦2勝。主な勝ち鞍は2002年のミモザ賞(500万下牝)。

経歴

デビュー前

社台サラブレッドクラブにて総額1,600万円（40万×40口）で一口馬主が募集された。

中野隆良厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2001年）

8月5日、デビュー戦は小野次郎騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は492kg。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな末脚を炸裂させて、最後は2着のタニノギムレットに1馬身1/4の差をつけて初白星を挙げた。

8月18日、中1週で迎えた2戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず8着に敗れた。

9月15日、中3週で迎えた3戦目は、2歳500万下（札幌ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は小野次郎騎手（1戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に敗れた。

3歳（2002年）

1月14日、約4か月の休養明けで迎えた4戦目は、牝馬限定3歳500万下の呉竹賞（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小野次郎騎手（2戦1勝）。13頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

2月10日、中3週で迎えた5戦目は、3歳500万下のカトレア賞（東京ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で小野次郎騎手（3戦1勝）。16頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はタレてしまい13着に終わった。

3月3日、中2週で迎えた6戦目は、3歳500万下（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で小野次郎騎手（4戦1勝）。13頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は脚が止まってしまい12着に終わった。

3月30日、中3週で迎えた7戦目は、牝馬限定3歳500万下のミモザ賞（中山芝2000m 晴/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は5戦連続で小野次郎騎手（5戦1勝）。14頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、後続との差を2馬身以上確保して、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不屈の闘争本能で渋太く末脚を持続させて、最後は2着のブリガドーンをクビ差振り切って2勝目を獲得した。

4月21日、中2週で迎えた8戦目は、牝馬限定3歳G2のフローラステークス（東京芝2000m 雨/稍重）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は6戦連続で小野次郎騎手（6戦2勝）。14頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚を失くしてしまい9着に敗れた。

9月7日、約4か月半の休み明けで迎えた9戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳オープンの紫苑ステークス（新潟芝1800m 外回り曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、かなり緩いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は力尽きて10着に敗れた。

9月21日、中1週で迎えた10戦目は、3歳以上1000万下の加治川特別（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で江田照男騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、非常に遅いペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が鈍り10着に敗れた。

10月12日、中2週で迎えた11戦目は、梶晃啓騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上1000万下のみちのく特別（福島芝2000m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では見せ場なく12着に敗れた。

4歳（2003年）

5月3日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた12戦目は、4歳以上1000万下の八ケ岳特別（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は江田照男騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が悪くなり10着に終わった。

5月25日、中2週で迎えた13戦目は、4歳以上1000万下の富嶽賞（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で江田照男騎手（3戦0勝）。15頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では伸びが鈍く15着に終わった。

6月7日、中1週で迎えた14戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上1000万下の葉山特別（東京芝1600m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。18頭立ての13番人気で17番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず16着に終わった。