アドマイヤサンバ（2004年生、母トキオクレバー）

アドマイヤサンバ（2004年3月29日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋ブラジルの舞踊音楽」。毛色は芦毛。種牡馬のスウェプトオーヴァーボード（当時7歳）と交配したトキオクレバーが11歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡早来町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地1戦0勝、地方5戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は2007年の喜茂別町アスパラの里賞(一般D1-1)。

経歴

デビュー前

当歳のとき、ノーザンファームから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、近藤利一によって1,995万円で落札された。

広森久雄厩舎（北海道）へ入厩。

3歳（2007年）

6月19日、デビュー戦は小林靖幸騎手を鞍上に据えて、一般D3-2（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は452kg。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。最後は、2着のデザートヒートに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

7月5日、中1週で迎えた2戦目は、一般D2-1（旭川ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林靖幸騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のアズサアンドベリーをクビ差制して先頭ゴールを果たした。

7月26日、中2週で迎えた3戦目は、一般D1-1（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林靖幸騎手（2戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。10着に敗れた。

10月17日、約3か月の間隔を開けて迎えた4戦目は、喜茂別町アスパラの里賞（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小林靖幸騎手（3戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る形となり、で馬群を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のマルマツライブに1馬身の差をつけて3勝目をつかんだ。

10月31日、中1週で迎えた5戦目は、日高銀聖特別（札幌(地)ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で小林靖幸騎手（4戦3勝）。14頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る恰好となり、で集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたダッシュアゲン決め手に屈してハナ差の2着に甘んじた。

4歳（2008年）

8月3日、約9か月の休養明けで迎えた6戦目は、村田一誠騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（新潟芝1000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての10番人気で大外18番ゲートからスタート。16着に終わった。