イデアルモルソー（2009年生、母マッチザピース）

イデアルモルソー（2009年4月9日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「理想の一片（仏）」。毛色は栗毛。種牡馬のアグネスタキオン（当時11歳）と交配したマッチザピースが15歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地3戦2勝。主な勝ち鞍は2012年の早苗賞(500万下)。

経歴

デビュー前

サンデーサラブレッドクラブにて総額3,600万円（90万×40口）で一口馬主が募集された。

加藤征弘厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2012年）

4月14日、デビュー戦は北村宏司騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中山芝2200m 外回り雨/不良）に出走。馬体重は482kg。16頭立ての10番人気で大外16番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではぐいぐいと終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のアルフェロアをクビ差振り切って初白星を挙げた。

5月19日、中4週で迎えた2戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下の早苗賞（新潟芝2000m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では強烈な末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のラニカイツヨシに2馬身半の差をつけて制した。

4歳（2013年）

10月14日、約17か月の休養明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた3戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚を伸ばせず9着に敗れた。