フィオリーカズマ（2019年生、母フリーティングスピリット）

Fiori Kazuma

2019.02.26

フィオリーカズマ（2019年2月26日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「パスタの装飾形の一つ+冠名」。毛色は鹿毛。種牡馬のドゥラメンテ（当時7歳）と交配したフリーティングスピリットが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。主な勝ち鞍は2022年の3歳以上C2。

経歴

デビュー前

当歳のとき、ノーザンレーシングから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、雅苑興業によって9,720万円で落札された。

安田翔伍厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2021年）

8月14日、デビュー戦は戸崎圭太騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1600m 外回り 小雨/稍重）に出走。馬体重は478kg。17頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは17番手で通過。直線では上がり4位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず9着に敗れた。

3歳（2022年）

3月5日、約7か月の休養明けで迎えた2戦目は、横山和生騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1600m 外回り 晴/良）に出走。18頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には割り込めず9着に敗れた。

3月26日、中2週で迎えた3戦目は、岩田望来騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 雨/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。13頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では切れる脚を使えず10着に敗れた。

6月4日、中9週で迎えた4戦目は、松本大輝騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では目立つような脚を使えず6着に終わった。

7月9日、中4週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で松本大輝騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で大外14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始3番手を追走。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、3着に入った。

7月23日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松本大輝騎手（2戦0勝）。14頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、伸びてきたグッドウッドガイ決め手に屈してクビ差の2着に惜敗した。

8月13日、中2週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で松本大輝騎手（3戦0勝）。13頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天資の闘志でゴールまで力戦し、3着に入った。

9月3日、中2週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1000m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で松本大輝騎手（4戦0勝）。14頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら8番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に敗れた。

2022年9月9日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

10月19日、中6週で迎えた9戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2（園田ダート820m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のワンダークレイモアに4馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

デビュー前

当歳のとき、ノーザンレーシングから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、雅苑興業によって9,720万円で落札された。

田中一巧厩舎（兵庫）へ入厩。

11月8日、デビュー戦は吉村智洋騎手を鞍上に据えて、3歳以上C1 C2（園田ダート820m 晴/良）に出走。馬体重は475kg。11頭立ての5番ゲートからスタート。競走除外となった。

12月6日、中6週で迎えた10戦目は、3歳以上C1（園田ダート820m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉村智洋騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に敗れた。

4歳（2023年）

3月21日、約3か月半の休養明けで迎えた11戦目は、4歳以上C2一（姫路ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で吉村智洋騎手（2戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず3着に敗れた。

4月6日、中1週で迎えた12戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（園田ダート1230m 曇/稍重）に出走。6頭立ての2番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では堅調な伸びを見せたが、抜け出したマヒナライズを捕まえ切れず、アタマ差の2着に甘んじた。

4月19日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上C2（園田ダート1230m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では脚色がやや衰え、4着に終わった。

5月11日、中2週で迎えた14戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（園田ダート1230m 晴/良）に出走。5頭立ての2番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったスターリーソングをクビ差捉え切れず2着に甘んじた。

6月6日、中3週で迎えた15戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、スマホからポイントで投票!楽天競馬賞（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では圧倒的な末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のブルベアカイリに2馬身半の差をつけて制した。

6月27日、中2週で迎えた16戦目は、金沢競馬公式チャンネル特番生配信記念（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉原寛人騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではビュッと切れる脚で追い上げたが、勝ったロジローズに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

7月11日、中1週で迎えた17戦目は、楽天ポイントでネット投票賞（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で吉原寛人騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るヤイバを豪脚で3/4馬身差し切って勝利をモノにする

11月11日、約4か月の休養明けで迎えた18戦目は、小林勝太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（福島ダート1150m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず12着に終わった。

12月3日、中2週で迎えた19戦目は、西塚洸二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中京ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい16着に終わった。

12月9日、連闘で迎えた20戦目は、団野大成騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中京芝1200m 晴/良）に出走。15頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く11着に終わった。

2022年9月9日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。