プリオールホワイト（1995年生、母コアレスホワイト）

プリオールホワイト（1995年3月30日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のプルラリズム（当時15歳）と交配したコアレスホワイトが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は沖田博志。戦績は、中央平地9戦1勝、地方1戦0勝。主な勝ち鞍は1998年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

須貝彦三厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1998年）

8月9日、デビュー戦は須貝尚介騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は434kg。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のフジサンデーズサンに1馬身1/4の差をつけて未勝利戦を制した。

9月20日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で須貝尚介騎手（1戦1勝）。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では目立つような脚を使えず10着に終わった。

4歳（1999年）

4月4日、約6か月半の休養明けで迎えた3戦目は、5歳以上500万下の蒲郡特別（中京芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で須貝尚介騎手（2戦1勝）。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では全く伸びず11着に終わった。

4月18日、中1週で迎えた4戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1000m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で須貝尚介騎手（3戦1勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に敗れた。

5歳（2000年）

5月20日、約13か月半の休み明けで迎えた5戦目は、西原玲奈騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中京ダート1600m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。14頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く14着に終わった。

6歳（2001年）

9月1日、約15か月半の休養明けで馬体重を前走から20kg減らして迎えた6戦目は、難波剛健騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（小倉ダート1000m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではいい脚を見せられず11着に終わった。

9月15日、中1週で迎えた7戦目は、3歳以上500万下（阪神ダート1200m 雨/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は西原玲奈騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず12着に終わった。

9月30日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた8戦目は、3歳以上500万下の湯之谷特別（新潟ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で西原玲奈騎手（2戦0勝）。14頭立ての14番人気で大外14番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では目立つような脚を使えず11着に終わった。

10月14日、中1週で迎えた9戦目は、3歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は須貝尚介騎手（4戦1勝）。15頭立ての15番人気で16番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では末脚にキレが無く13着に終わった。

10月22日、連闘で迎えた10戦目は、プラタナス賞（金沢ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は西原玲奈騎手（3戦0勝）。11頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず10着に終わった。