デルマイシス（2006年生、母ミラニスタ）

デルマイシス（2006年3月8日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋古代エジプトの女神」。毛色は栗毛。種牡馬のステイゴールド（当時12歳）と交配したミラニスタが16歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はファニーヒルファーム。戦績は、中央平地2戦0勝、地方26戦3勝2着3回。主な勝ち鞍は2010年の一般C16。

経歴

デビュー前

1歳のとき、ファニーヒルファームから「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

中川公成厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2009年）

4月26日、デビュー戦は江田照男騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/不良）に出走。馬体重は438kg。16頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり15着に終わった。

7月26日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた2戦目は、村田一誠騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝2000m 曇/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始18番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず16着に終わった。

8月28日、中4週で迎えた3戦目は、持原大志騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く5着に終わった。

9月4日、連闘で迎えた4戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート800m 曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。

9月18日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は持原大志騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず8着に終わった。

10月2日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 雨/不良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で持原大志騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では決め手が足りず8着に終わった。

10月16日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で持原大志騎手（3戦0勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では切れる脚を使えず7着に終わった。

10月23日、連闘で迎えた8戦目は、3歳（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で持原大志騎手（4戦0勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったサンマルリーフに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

11月2日、中0週で迎えた9戦目は、一般C25（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で持原大志騎手（5戦0勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く6着に終わった。

11月9日、連闘で迎えた10戦目は、一般C29（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で持原大志騎手（6戦0勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線ではいいところがなく7着に終わった。

11月16日、連闘で迎えた11戦目は、一般C28（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で持原大志騎手（7戦0勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず5着に終わった。

12月29日、中5週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた12戦目は、杉村一樹騎手を鞍上に迎えて、一般C35（荒尾ダート950m 晴/良）に出走。6頭立ての2番人気で3番ゲートからスタート。3着に敗れた。

4歳（2010年）

1月20日、中2週で迎えた13戦目は、一般C19（荒尾ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で杉村一樹騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

2月10日、中2週で迎えた14戦目は、吉留孝司騎手を鞍上に迎えて、熊本県畜産連合会杯（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。8頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。最後は、2着のスリーストライカーに1馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

2月23日、中1週で迎えた15戦目は、田中純騎手を鞍上に迎えて、一般C14（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。

3月9日、中1週で迎えた16戦目は、佐藤智久騎手を鞍上に迎えて、あざみ特選（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

3月27日、中2週で迎えた17戦目は、たにしができれう杯（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は杉村一樹騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。3着を確保した。

4月4日、連闘で迎えた18戦目は、村島俊策騎手を鞍上に迎えて、一般C12（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月1日、中3週で迎えた19戦目は、一般C12（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は杉村一樹騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったテイエムパワフルから2馬身半差の2着となった。

5月9日、連闘で迎えた20戦目は、母の日特選（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で杉村一樹騎手（4戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったタイオトシからクビ差の2着に甘んじた。

5月27日、中2週で迎えた21戦目は、乙女ゆり特選（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で杉村一樹騎手（5戦0勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。8着に敗れた。

6月11日、中1週で迎えた22戦目は、朴騎手頑張れ荒尾朝市会（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は村島俊策騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のクリノティアラに5馬身の差をつけて2勝目をゲットした。

6月25日、中1週で迎えた23戦目は、アイチャンカワイイデスヨ杯（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で村島俊策騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。9着に敗れた。

7月17日、中2週で迎えた24戦目は、一般C12（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は田中純騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

8月26日、中5週で迎えた25戦目は、祝☆尚生君誕生日記念（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中純騎手（2戦0勝）。5頭立ての2番人気で4番ゲートからスタート。3着に敗れた。

9月23日、中3週で迎えた26戦目は、宮平鷹志騎手を鞍上に迎えて、荒尾競馬サポーター結成記念（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月1日、連闘で迎えた27戦目は、一般C15（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮平鷹志騎手（1戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月22日、中2週で迎えた28戦目は、一般C16（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮平鷹志騎手（2戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のティルティルに3馬身の差をつけて3勝目を奪取した。