バトンロード（2022年生、母ウイナーズロード）

バトンロード（2022年2月15日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「バトン+道。母の名である勝利への道をバトンで継いで輝いてほしい」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のホッコータルマエ（当時13歳）と交配したウイナーズロードが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は宮内牧場。主な勝ち鞍は2025年の美術科新海先生、今年で勇退記念。

経歴

デビュー前

石橋守厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2024年）

11月2日、デビュー戦は酒井学騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都ダート1400m 雨/不良）に出走。馬体重は476kg。16頭立ての7番人気で15番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず11着に敗れた。

3歳（2025年）

1月18日、約2か月半の間隔を開けて迎えた2戦目は、3歳未勝利（中京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井学騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい8着に敗れた。

2月2日、中1週で迎えた3戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1200m 曇/稍重）に出走。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に終わった。

4月26日、約3か月の間隔を開けて迎えた4戦目は、長岡禎仁騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではいい脚を見せられず13着に終わった。

5月11日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は太宰啓介騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では天性のガッツでゴールまで力闘し、5着に入り込んだ。

5月31日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で太宰啓介騎手（2戦0勝）。15頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では全く伸びず12着に終わった。

7月27日、中7週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（中京ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で太宰啓介騎手（3戦0勝）。16頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず12着に終わった。

2025年7月31日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

8月18日、中2週で迎えた8戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の美術科新海先生、今年で勇退記念（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るアオイアイを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

9月17日、中3週で迎えた9戦目は、3歳（名古屋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸野勝虎騎手（1戦1勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を弾けさせてすんなりと抜け出し、最後は2着のプリティパールに3馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。