ニホンピロジャズ（1997年生、母ニホンピロドリーム）

ニホンピロジャズ（1997年3月3日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のリズム（当時10歳）と交配したニホンピロドリームが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）杵臼牧場。戦績は、中央平地6戦0勝2着3回、地方19戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2001年の一般C6。

経歴

デビュー前

田中耕太郎厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2000年）

3月26日、デビュー戦は和田竜二騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は460kg。13頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、やや速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではスパッとキレる脚で猛進したが、ティエッチフライトにハナ差交わされて2着に甘んじた。

4月1日、連闘で迎えた2戦目は、4歳未出走（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田竜二騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

6月19日、約2か月半の間隔を開けて迎えた3戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で和田竜二騎手（2戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で追い上げたが、抜け出したビッグバトルを差し切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

7月8日、中2週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた4戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で和田竜二騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に敗れた。

8月29日、中6週で迎えた5戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の蛭ケ野賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

9月16日、中2週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は和田竜二騎手（4戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では物凄い伸び脚で猛追したが、抜け出したセノエマサタカを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。

9月23日、連闘で迎えた7戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で和田竜二騎手（5戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に敗れた。

4歳（2001年）

6月5日、約8か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg減らして迎えた8戦目は、加藤一成騎手を鞍上に迎えて、一般C7（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず4着に終わった。

6月20日、中1週で迎えた9戦目は、一般C6（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤一成騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のトモシロウイッシュに3馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

7月13日、中2週で迎えた10戦目は、山崎真輝騎手を鞍上に迎えて、一般C1（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

11月21日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から26kg増やして迎えた11戦目は、一般C11（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山崎真輝騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が残っておらず4着に終わった。

12月14日、中2週で迎えた12戦目は、一般C12（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山崎真輝騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。

12月29日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた13戦目は、一般C12（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山崎真輝騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

5歳（2002年）

1月9日、中1週で迎えた14戦目は、一般C12（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で山崎真輝騎手（4戦0勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。端をきり、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の忍耐力ででしぶとく走り抜いたが、メジログレシャムに交わされて2馬身半差の2着となった。

1月21日、中1週で迎えた15戦目は、一般C13（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で山崎真輝騎手（5戦0勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に沈んだ。

2月11日、中2週で迎えた16戦目は、一般C13（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で山崎真輝騎手（6戦0勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に敗れた。

2月24日、中1週で迎えた17戦目は、一般C13（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で山崎真輝騎手（7戦0勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず4着に敗れた。

3月12日、中1週で迎えた18戦目は、一般C13（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で山崎真輝騎手（8戦0勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚が残っておらず5着に敗れた。

4月4日、中2週で迎えた19戦目は、坂井薫人騎手を鞍上に迎えて、一般C6（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら3番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

4月26日、中2週で迎えた20戦目は、一般C7（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山崎真輝騎手（9戦0勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

5月14日、中2週で迎えた21戦目は、一般C6（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山崎真輝騎手（10戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐいぐいと終いの脚を伸ばして、最後は2着のハヌマンラングールを半馬身振り切って2勝目をつかんだ。

6月4日、中2週で迎えた22戦目は、一般C1（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山崎真輝騎手（11戦1勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず4着に敗れた。

6月20日、中1週で迎えた23戦目は、一般C1（笠松ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で山崎真輝騎手（12戦1勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に敗れた。

7月10日、中2週で迎えた24戦目は、一般C4（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で山崎真輝騎手（13戦1勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。

7月26日、中1週で迎えた25戦目は、一般C4（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で山崎真輝騎手（14戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。