タイセイレガシー（2014年生、母ストゥデンテッサ）

タイセイレガシー（2014年2月16日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋遺産」。毛色は青鹿毛。種牡馬のマンハッタンカフェ（当時16歳）と交配したストゥデンテッサが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地3戦0勝2着1回、地方9戦1勝。主な勝ち鞍は2018年のくちなし特別(一般C22 C31)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、ノーザンレーシングから「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場され、田中成奉によって3,240万円で落札された。

高野友和厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2017年）

6月4日、デビュー戦は荻野極騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。馬体重は474kg。18頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で急追したが、抜け出したスピリットソウルにハナ差届かず2着となった。

7月22日、中6週で迎えた2戦目は、M.デムーロ騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝2000m 晴/良）に出走。18頭立ての1番人気に推されて15番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず8着に敗れた。

9月16日、中7週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1800m 雨/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続でM.デムーロ騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では稲妻の如き末脚を披露したが、4着に終わった。

10月25日、中5週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた4戦目は、本田正重騎手を鞍上に迎えて、一般C2四五（船橋ダート1500m 雨/不良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に敗れた。

4歳（2018年）

5月3日、約6か月半の休養明けで迎えた5戦目は、落合玄太騎手を鞍上に迎えて、ふきのとう特別（門別ダート1700m 雨/重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は垂れてしまい9着に敗れた。

5月17日、中1週で迎えた6戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、ニリンソウ特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず3着に敗れた。

6月12日、中3週で迎えた7戦目は、シラネアオイ特別（門別ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で服部茂史騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。

6月27日、中1週で迎えた8戦目は、くちなし特別（門別ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で服部茂史騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では鬼脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のリウォードをアタマ差振り切って待望の初勝利を挙げた。

7月10日、中1週で迎えた9戦目は、日高町建設協会特別（門別ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で服部茂史騎手（3戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は勢いを失って6着に敗れた。

7月24日、中1週で迎えた10戦目は、アナベル特別（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で服部茂史騎手（4戦1勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず5着に敗れた。

8月22日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた11戦目は、日高町商工会特別（門別ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で服部茂史騎手（5戦1勝）。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には食い込めず5着に終わった。

9月4日、中1週で迎えた12戦目は、日高町建設協会2（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で服部茂史騎手（6戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。競走中止となった。