ワンダーイデア（2018年生、母ワンダーブライド）

ワンダーイデア（2018年5月16日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+考え(西)」。毛色は栗毛。種牡馬のワンダーアキュート（当時12歳）と交配したワンダーブライドが9歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者はグラストレーニングセンター。主な勝ち鞍は2021年のほとめきナイター賞(C2 24)。

経歴

デビュー前

牧田和弥厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2021年）

4月11日、デビュー戦は小崎綾也騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は482kg。15頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では決め手が足りず14着に終わった。

6月5日、中7週で迎えた2戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1800m 晴/重）に出走。16頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では見せ場なく16着に終わった。

2021年6月9日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

7月3日、中3週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた3戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1400m 雨/稍重）に出走。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では決め手に欠いて5着に敗れた。

7月24日、中2週で迎えた4戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず8着に終わった。

8月22日、中3週で迎えた5戦目は、田中純騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず6着に終わった。

9月4日、中1週で迎えた6戦目は、山下裕貴騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のドリームシリーズ（佐賀ダート900m 晴/重）に出走。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では堅調な伸びを見せたが、勝ったビジンクライマーに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

9月18日、中1週で迎えた7戦目は、3歳戦のうまかつ.net賞（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は田中純騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に終わった。

10月2日、中1週で迎えた8戦目は、竹吉徹騎手を鞍上に迎えて、つわぶき賞（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

10月16日、中1週で迎えた9戦目は、うまかつ.net賞（佐賀ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は山下裕貴騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に終わった。

10月30日、中1週で迎えた10戦目は、ほとめきナイター賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山下裕貴騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るダンスインザレインを半馬身差し切って待望の初勝利を挙げた。

11月14日、中1週で迎えた11戦目は、3歳以上C2 15（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山下裕貴騎手（3戦1勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に終わった。

2021年11月18日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。