コパノアルベール（2021年生、母コパノディール）

コパノアルベール（2021年2月25日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+人名より」。毛色は鹿毛。種牡馬のコパノリッキー（当時11歳）と交配したコパノディールが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は服部牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方8戦1勝2着3回。主な勝ち鞍は2024年の3歳以上C4-2。

経歴

デビュー前

武藤善則厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2023年）

7月2日、デビュー戦は津村明秀騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は450kg。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に沈んだ。

7月30日、中3週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で津村明秀騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天賦の負けん性を発揮してゴールまで勇戦したが、4着に終わった。

12月16日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた3戦目は、2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で津村明秀騎手（2戦0勝）。16頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では全く伸びず9着に敗れた。

3歳（2024年）

1月20日、中4週で迎えた4戦目は、岩田望来騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1200m 小雨/稍重）に出走。14頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見せ場なく10着に敗れた。

6月6日、約4か月半の休養明けで迎えた5戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、キンギョソウ特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、勝ったインクルーデッドに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

6月19日、中1週で迎えた6戦目は、佐原秀泰騎手を鞍上に迎えて、推しウマ探せ!おひさま牧場賞（門別ダート1200m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

7月3日、中1週で迎えた7戦目は、3歳以上C4-2（門別ダート1200m 曇/稍重）に57kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で佐原秀泰騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るラトワールを交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

7月17日、中1週で迎えた8戦目は、落合玄太騎手を鞍上に迎えて、奈井江町ずどーん賞（門別ダート1200m 曇/良）に出走。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に敗れた。

8月13日、中3週で迎えた9戦目は、小野楓馬騎手を鞍上に迎えて、宮の沢白い恋人サッカー場賞（門別ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、抜け出したルリオウを差し切れず、1馬身差の2着となった。

9月5日、中2週で迎えた10戦目は、門別プロパンガス事業組合特別（門別ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小野楓馬騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、勝ったアベニンドールに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

9月19日、中1週で迎えた11戦目は、沢田龍哉騎手を鞍上に迎えて、ニチニチソウ特別（門別ダート1600m 内回り晴/良）に出走。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では速い脚を使えず4着に敗れた。

10月3日、中1週で迎えた12戦目は、岩橋勇二騎手を鞍上に迎えて、ジャノメギク特別（門別ダート1800m 雨/良）に出走。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に終わった。