ダテノショウグン（2021年生、母ウートゥルメール）

Dateno Shogun

2021.03.13

ダテノショウグン（2021年3月13日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のバンブーエール（当時18歳）と交配したウートゥルメールが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は大北牧場。2023年のハイセイコー記念(S1)に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、大北牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、鈴木雅俊によって2,145万円で落札された。

森下淳平厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2023年）

5月26日、デビュー戦は矢野貴之騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。馬体重は466kg。4頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るファーストフラワーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は6馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

6月27日、中4週で迎えた2戦目は、2歳（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（1戦1勝）。5頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のイチニチショチョウに6馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

9月7日、中9週で迎えた3戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のつばめ特別（大井ダート1600m 内回り 曇/重）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線に入ると、前で粘るハクアイボビーを鬼脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。

10月6日、中3週で迎えた4戦目は、2歳戦のとき特別（大井ダート1600m 内回り 晴/重）に57kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で御神本訓史騎手（1戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、かなり遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のフォルトリアンに7馬身の差をつけて負け知らずの4連勝を決めた。

10月31日、中3週で迎えた5戦目は、2歳S1のハイセイコー記念（大井ダート1600m 内回り 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で御神本訓史騎手（2戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るライゾマティクスを次元の違う末脚で交わし去り、最後は8馬身の差をつけて土付かずの5連勝を決めた。