イノセンス（2002年生、母バプティスタ）

Innocence

2002.01.31

イノセンス（2002年1月31日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「純潔。母名より連想」。毛色は栗毛。種牡馬のフレンチデピュティ（当時10歳）と交配したバプティスタが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道勇払郡早来町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地7戦1勝2着1回、地方1戦0勝。主な勝ち鞍は2005年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

前田禎厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2004年）

8月15日、デビュー戦は岡部幸雄騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（札幌芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は428kg。16頭立ての1番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は勢いを失って10着に敗れた。

3歳（2005年）

5月22日、約9か月半の休み明けで迎えた2戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝1000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。9着に敗れた。

6月25日、中4週で迎えた3戦目は、長谷川浩大騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（函館ダート1000m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では迫力のある伸び脚で猛追したが、抜け出したジャンヌバニヤンにクビ差届かず2着に甘んじた。

7月10日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（函館ダート1000m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で長谷川浩大騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では驚異的な末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のラッシュリーを半馬身振り切って初勝利を挙げた。

7月24日、中1週で迎えた5戦目は、3歳以上500万下（函館ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で長谷川浩大騎手（2戦1勝）。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではいい脚を見せられず8着に終わった。

10月18日、約3か月の間隔を開けて迎えた6戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、マルチステッキ特別（浦和ダート1400m 雨/不良）に出走。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず10着に敗れた。

12月3日、中6週で迎えた7戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中山ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後は脚色が鈍り14着に終わった。

12月17日、中1週で迎えた8戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には届かず7着に敗れた。