トリオンファルマン（2020年生、母ラトナプラ）

トリオンファルマン（2020年4月11日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「勝ち誇った、意気揚々と、堂々と(音楽用語)」。毛色は鹿毛。種牡馬のキズナ（当時10歳）と交配したラトナプラが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は株式会社ノースヒルズ。主な勝ち鞍は2023年の3歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

笹田和秀厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2022年）

12月4日、デビュー戦は鮫島克駿騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中京芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は418kg。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では切れ味のいい末脚を披露し、3着に入り込んだ。

3歳（2023年）

3月18日、約3か月半の休み明けで迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中京芝2000m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克駿騎手（1戦0勝）。18頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では次元の違う末脚を爆発させてすんなりと抜け出し、最後は2着のセレスティアリティに3馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

4月9日、中2週で迎えた3戦目は、牝馬限定3歳オープンの忘れな草賞（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鮫島克駿騎手（2戦1勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に終わった。

9月17日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた4戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳G2のローズステークス（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。17頭立ての17番人気で16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始17番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず16着に終わった。

10月14日、中3週で迎えた5戦目は、角田大和騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1勝クラスの松浜特別（新潟芝2000m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が悪くなり10着に敗れた。

4歳（2024年）

1月6日、約3か月の間隔を開けて迎えた6戦目は、4歳以上1勝クラス（京都芝1800m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で角田大和騎手（1戦0勝）。17頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、6着に入り込んだ。

1月20日、中1週で迎えた7戦目は、牝馬限定の4歳以上1勝クラス（小倉芝2000m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で角田大和騎手（2戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では見所を作れず11着に敗れた。