トーアカレン（2006年生、母ヘリテージコート）

トーアカレン（2006年2月22日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋可憐」。毛色は鹿毛。種牡馬のアドマイヤコジーン（当時10歳）と交配したヘリテージコートが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道虻田郡豊浦町、生産者は（有）トーア牧場。戦績は、地方29戦5勝2着6回。主な勝ち鞍は2010年の3歳以上C2(牝)。

経歴

デビュー前

中塚猛厩舎（園田）へ入厩。

4歳（2010年）

4月20日、デビュー戦は瀬沢宙騎手を鞍上に据えて、4歳以上C3四（園田ダート1400m 雨/重）に出走。馬体重は504kg。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

5月6日、中1週で迎えた2戦目は、4歳以上C3三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で瀬沢宙騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のユーヴェリアに2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

5月27日、中2週で迎えた3戦目は、4歳以上C2（姫路ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で瀬沢宙騎手（2戦1勝）。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では迫力十分の伸びを見せたが、伸びてきたミツルドリーム決め手に屈して3/4馬身差の2着となった。

6月16日、中2週で迎えた4戦目は、4歳以上C2一（姫路ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で瀬沢宙騎手（3戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るファントムガイを鬼脚で交わし去り、最後は1馬身3/4の差をつけて単勝一倍台の支持に応えた。

7月1日、中1週で迎えた5戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で瀬沢宙騎手（4戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではビュッとキレる脚を見せたが、グランプリヒトスジに交わされて3馬身差の2着に敗北した。

7月15日、中1週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳以上C2（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で瀬沢宙騎手（5戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快な末脚を弾けさせて、最後は2着のフェンウェイバードを半馬身振り切って勝利を手中に収めた。

8月4日、中2週で迎えた7戦目は、3歳以上C1（園田ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で瀬沢宙騎手（6戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず4着に沈んだ。

8月19日、中1週で迎えた8戦目は、牝馬限定の3歳以上C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で瀬沢宙騎手（7戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

9月8日、中2週で迎えた9戦目は、牝馬限定の3歳以上C1（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で瀬沢宙騎手（8戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、ハートオブウインクにクビ差交わされて2着に甘んじた。

9月22日、中1週で迎えた10戦目は、牝馬限定の3歳以上C1（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で瀬沢宙騎手（9戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では終いが甘くなり、4着に終わった。

10月11日、中2週で迎えた11戦目は、3歳以上C1（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は11戦連続で瀬沢宙騎手（10戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、アスカノホウザンにクビ差交わされて2着に甘んじた。

5歳（2011年）

2月15日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から21kg減らして迎えた12戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は12戦連続で瀬沢宙騎手（11戦3勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、ロングハヤテにクビ差交わされて2着に惜敗した。

3月3日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は13戦連続で瀬沢宙騎手（12戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが続かず、4着に終わった。

3月23日、中2週で迎えた14戦目は、4歳以上C2（園田ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は14戦連続で瀬沢宙騎手（13戦3勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚が残っておらず5着に敗れた。

4月7日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で瀬沢宙騎手（14戦3勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く4着に敗れた。

4月28日、中2週で迎えた16戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2一（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。最後はスピードが落ちてしまい7着に終わった。

5月17日、中2週で迎えた17戦目は、牝馬限定の4歳以上C2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は瀬沢宙騎手（15戦3勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では速い脚を使えず6着に終わった。

6月2日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で瀬沢宙騎手（16戦3勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい10着に終わった。

6月15日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上C3（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で瀬沢宙騎手（17戦3勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、ハートマジックに3/4馬身交わされて2着となった。

6月30日、中1週で迎えた20戦目は、板野央騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C3一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のマサノチキータに5馬身の差をつけて優勝

7月21日、中2週で迎えた21戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は瀬沢宙騎手（18戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るオフィシャルレディを途轍もない末脚で交わし去り、最後は3馬身半の差をつけて順当に勝利した。

8月4日、中1週で迎えた22戦目は、牝馬限定の3歳以上C2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で瀬沢宙騎手（19戦4勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では目立つような脚を使えず5着に敗れた。

8月23日、中2週で迎えた23戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で瀬沢宙騎手（20戦4勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は失速してしまい10着に敗れた。

9月7日、中1週で迎えた24戦目は、3歳以上C2（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で瀬沢宙騎手（21戦4勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では全く伸びず10着に終わった。

11月17日、中9週で迎えた25戦目は、杉浦健太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に終わった。

12月1日、中1週で迎えた26戦目は、3歳以上C3二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で杉浦健太騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に敗れた。

12月13日、中1週で迎えた27戦目は、3歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は板野央騎手（1戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。

12月29日、中1週で迎えた28戦目は、坂本和也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が悪くなり6着に敗れた。

6歳（2012年）

1月19日、中2週で迎えた29戦目は、4歳以上C3二（園田ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂本和也騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。