アルベリック（2021年生、母エイシンウィキ）

Alberic

2021.02.22

アルベリック（2021年2月22日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「バラの品種名より」。毛色は栗毛。種牡馬のエイシンヒカリ（当時10歳）と交配したエイシンウィキが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はスマイルファーム。主な勝ち鞍は2024年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

中竹和也厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2024年）

3月30日、デビュー戦は柴田裕一郎騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（阪神芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は472kg。18頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず15着に終わった。

6月16日、約2か月半の間隔を開けて迎えた2戦目は、小沢大仁騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったメイショウソウタに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

6月23日、連闘で迎えた3戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1800m 小雨/不良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて15番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。最後はバトンインディと並んで1着同着となった。

7月14日、中2週で迎えた4戦目は、3歳以上1勝クラス（小倉ダート1700m 雨/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は柴田裕一郎騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では速い脚を使えず10着に敗れた。

9月8日、中7週で迎えた5戦目は、3歳以上1勝クラス（中京ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田裕一郎騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず4着に終わった。

9月29日、中2週で迎えた6戦目は、3歳以上1勝クラス（中京ダート1900m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で柴田裕一郎騎手（3戦0勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のマサハヤウォルズに3馬身半の差をつけて2勝目を手に入れた。