ダンディイーグル（1988年生、母マリリンブロー）

ダンディイーグル（1988年3月31日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のメジロイーグル（当時13歳）と交配したマリリンブローが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道伊達市、生産者は（有）高橋農場。戦績は、中央平地11戦1勝2着1回、地方12戦4勝2着4回。主な勝ち鞍は1992年の北海ハンデキャップ(900万下ハンデ)。

経歴

デビュー前

河津政明厩舎（川崎）へ入厩。

3歳（1991年）

3月4日、デビュー戦は河津裕昭騎手を鞍上に据えて、4歳（川崎ダート900m 晴/良）に出走。馬体重は460kg。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

3月14日、中0週で迎えた2戦目は、4歳（川崎ダート900m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で河津裕昭騎手（1戦0勝）。7頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月14日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた3戦目は、4歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で河津裕昭騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったサンエイパワーから半馬身差の2着となった。

7月13日、中3週で迎えた4戦目は、4歳（川崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で河津裕昭騎手（3戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったサチノトッパーズから7馬身差の2着に敗北した。

8月7日、中3週で迎えた5戦目は、4歳（川崎ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で河津裕昭騎手（4戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のミキオブスターに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

8月14日、連闘で迎えた6戦目は、4歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で河津裕昭騎手（5戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のアカツキテイオーに6馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

9月17日、中4週で迎えた7戦目は、3歳戦のトランペットリリー特別（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で河津裕昭騎手（6戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。最後は、勝ったミスターチャプマンから半馬身差の2着に敗北した。

9月30日、中1週で迎えた8戦目は、一般C1六（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で河津裕昭騎手（7戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月5日、中8週で迎えた9戦目は、一般C1四五（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で河津裕昭騎手（8戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月16日、中1週で迎えた10戦目は、一般C1四（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で河津裕昭騎手（9戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のスピードオペラに2馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

12月31日、中1週で迎えた11戦目は、千秋楽特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で河津裕昭騎手（10戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のセクシークラウンに1馬身の差をつけて4勝目をゲットした。

4歳（1992年）

1月17日、中1週で迎えた12戦目は、加納龍生騎手を鞍上に迎えて、初富士特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったフアルコンスキーから1馬身差の2着となった。

3月1日、中5週で迎えた13戦目は、根本康広騎手を鞍上に迎えて、東風ステークス（中山ダート1800m 曇/良）に出走。16頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では末脚に勢いがなく15着に終わった。

3月15日、中1週で迎えた14戦目は、鈴木啓之騎手を鞍上に迎えて、’92ファイナルカップ（中山芝2000m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見せ場なく9着に終わった。

4月25日、中5週で迎えた15戦目は、ハンデ戦の晩春ステークス（東京芝1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は根本康広騎手（1戦0勝）。13頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では決め手が足りず8着に終わった。

5月17日、中2週で迎えた16戦目は、緑風ステークス（東京芝2400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で根本康広騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に終わった。

8月15日、約3か月の休養明けで迎えた17戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の駒場特別（函館芝1800m 曇/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で根本康広騎手（3戦0勝）。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では末脚を伸ばせず5着に終わった。

9月6日、中2週で迎えた18戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の北海ハンデキャップ（函館芝1800m 小雨/不良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で根本康広騎手（4戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るユメノトビラを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身1/4の差をつけて5勝目を挙げた。

9月27日、中2週で迎えた19戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の大沼ステークス（函館芝2000m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で根本康広騎手（5戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に敗れた。

5歳（1993年）

1月16日、約3か月半の休養明けで迎えた20戦目は、5歳以上900万下（中山ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で根本康広騎手（6戦1勝）。16頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

3月21日、中8週で迎えた21戦目は、的場均騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。13頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではいいところがなく8着に終わった。

4月17日、中3週で迎えた22戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の鹿島特別（中山芝2500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場均騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では堅実な伸びを見せたが、抜け出したマチカネツラヌキを捕まえ切れず、1馬身差の2着となった。

12月26日、約8か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた23戦目は、岡部幸雄騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の’93ジョッキーズグランプリ（中山芝1800m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では決め手が足りず11着に終わった。