マーラ（2000年生、母ミスマドリッド）

マーラ（2000年4月18日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のパークリージエント（当時19歳）と交配したミスマドリッドが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は原田新治。戦績は、地方34戦1勝2着2回。2002年のウィナーズチャレンジで3着に入った他、2002年のウィナーズチャレンジで3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

村上正和厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2002年）

4月25日、デビュー戦は宮崎光行騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 晴/重）に出走。馬体重は450kg。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のムサシテーストに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

5月30日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、2歳オープンのウィナーズチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月8日、中9週で馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた3戦目は、2歳地方重賞のイノセントカップ（旭川ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で宮崎光行騎手（2戦1勝）。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

8月20日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた4戦目は、千葉津代士騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのウィナーズチャレンジ（旭川ダート1000m 曇/重）に出走。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月5日、中1週で迎えた5戦目は、桜井拓章騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳地方重賞のフローラルカップ（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。10着に終わった。

10月1日、中3週で迎えた6戦目は、2歳（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は千葉津代士騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。3着を確保した。

10月10日、連闘で迎えた7戦目は、2歳オープンのフサイチコンコルド賞（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で千葉津代士騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月30日、中2週で迎えた8戦目は、2歳（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は宮崎光行騎手（3戦1勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月13日、中1週で迎えた9戦目は、中村裕司騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのウィナーズチャレンジ（門別ダート1200m 曇/重）に出走。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。3着を確保した。

12月28日、中5週で迎えた10戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のエリカ特別（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。14頭立ての6番人気で大外14番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではキレのいい末脚を披露し、3着に入った。

3歳（2003年）

1月16日、中2週で迎えた11戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。14頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に終わった。

2月18日、中4週で迎えた12戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳ハンデ戦のゆきやなぎ特別（大井ダート1590m 内回り曇/重）に出走。14頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ伸び切れず7着に敗れた。

3月3日、中1週で迎えた13戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳オープンの’03桃花賞（大井ダート1590m 内回り雨/重）に出走。14頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では伸びが鈍く11着に終わった。

5月11日、中9週で馬体重を前走から22kg増やして迎えた14戦目は、3歳（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。鞍上は内田博幸騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。前に出て、非常に遅いペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では堅調な伸びを見せたが、ワイエスガンボに交わされて1馬身半差の2着となった。

6月9日、中3週で迎えた15戦目は、牝馬限定の3歳ハンデ戦のマーガレット特別（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に終わった。

8月11日、中8週で迎えた16戦目は、牝馬限定の3歳ハンデ戦のハイビスカス特別（大井ダート1590m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で内田博幸騎手（3戦0勝）。14頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、極端なスローペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、5着を確保した。

9月7日、中3週で迎えた17戦目は、3歳戦のりんどう特別（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。鞍上は戸崎圭太騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを切り、かなり緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、3着に終わった。

9月27日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた18戦目は、堀千亜樹騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のききょう特別（大井ダート1590m 内回り曇/稍重）に出走。13頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、かなり遅いペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて5着に沈んだ。

10月21日、中2週で迎えた19戦目は、3歳戦の伊勢菊特別（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。鞍上は戸崎圭太騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず10着に終わった。

4歳（2004年）

8月6日、約9か月半の休み明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた20戦目は、澤佳宏騎手を鞍上に迎えて、一般C2五六（大井ダート1400m 晴/良）に出走。13頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では最後まで息が続かず13着に終わった。

8月16日、中0週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた21戦目は、一般C2七（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で澤佳宏騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、緩いペースで一団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では余力が残っておらず9着に終わった。

9月17日、中4週で迎えた22戦目は、一般C2五（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で澤佳宏騎手（2戦0勝）。13頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚色が衰えて8着に敗れた。

9月30日、中1週で迎えた23戦目は、一般C2五六（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で澤佳宏騎手（3戦0勝）。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。主導権を奪い、若干緩いペースで一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚が上がってしまい8着に敗れた。

10月17日、中1週で迎えた24戦目は、一般C2四五（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で澤佳宏騎手（4戦0勝）。14頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚が上がってしまい10着に終わった。

11月1日、中1週で迎えた25戦目は、一般C2五六（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は内田博幸騎手（4戦0勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は減速してしまい10着に敗れた。

11月14日、中1週で迎えた26戦目は、一般C2四（大井ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（5戦0勝）。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、抜け出したビーピーウィンを差し切れず、4馬身差の2着となった。

12月8日、中2週で迎えた27戦目は、一般C2三（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で内田博幸騎手（6戦0勝）。13頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず5着に敗れた。

12月28日、中2週で迎えた28戦目は、一般C2四五（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で内田博幸騎手（7戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では強靭な末脚を披露したが、3着に終わった。

5歳（2005年）

1月21日、中2週で迎えた29戦目は、一般C3一二（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で内田博幸騎手（8戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではパワフルな末脚を披露したが、5着に終わった。

3月24日、中8週で迎えた30戦目は、牝馬限定のハンデ戦の一般C2 C3（大井ダート1600m 内回り晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で内田博幸騎手（9戦0勝）。13頭立ての4番人気で大外13番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に敗れた。

4月8日、中1週で迎えた31戦目は、一般C3一二三（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で内田博幸騎手（10戦0勝）。14頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず6着に敗れた。

5月13日、中4週で迎えた32戦目は、一般C3一二（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で内田博幸騎手（11戦0勝）。13頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には届かず8着に敗れた。

5月30日、中1週で迎えた33戦目は、ハンデ戦の一般C2-12 C3一（大井ダート1600m 内回り雨/不良）に出走。鞍上は9戦連続で内田博幸騎手（12戦0勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず5着に敗れた。

6月30日、中3週で迎えた34戦目は、水野貴史騎手を鞍上に迎えて、一般C3二三（大井ダート1600m 内回り晴/不良）に出走。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では見所を作れず11着に終わった。