ミニモニハート（2001年生、母ポットカラミティー）

ミニモニハート（2001年2月25日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「ユニット名＋父名の一部」。毛色は栗毛。種牡馬のチーフベアハート（当時8歳）と交配したポットカラミティーが15歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）宝寄山牧場。戦績は、中央平地1戦0勝、地方23戦2勝2着3回。主な勝ち鞍は2003年のセカンドトライ。

経歴

デビュー前

1歳のとき、宝寄山牧場から「北海道8月市場サラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

野田忍厩舎（西脇）へ入厩。

2歳（2003年）

6月4日、デビュー戦は小牧太騎手を鞍上に据えて、2歳戦のファーストトライ（園田ダート820m 曇/良）に出走。馬体重は384kg。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず7着に敗れた。

7月3日、中3週で迎えた2戦目は、板野央騎手を鞍上に迎えて、2歳（園田ダート820m 雨/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したバージンギブリを捕まえ切れず、2馬身差の2着に敗北した。

8月13日、中5週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた3戦目は、2歳（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で板野央騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のハヤテブイに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

8月28日、中1週で迎えた4戦目は、2歳T1（姫路ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で板野央騎手（2戦1勝）。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では鋭い脚を使えず7着に終わった。

9月9日、中1週で迎えた5戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のセカンドトライ（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ドンナモンジャにハナ差交わされて2着に惜敗した。

9月25日、中1週で迎えた6戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳戦の園田プリンセスカップ（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず5着に終わった。

10月14日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた7戦目は、永島太郎騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のセカンドトライ（園田ダート1400m 雨/重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るセンターブリッジを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて2勝目を手中に収めた。

11月12日、中3週で迎えた8戦目は、2歳T1（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は板野央騎手（3戦1勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

12月6日、中2週で迎えた9戦目は、2歳500万下の千両賞（阪神芝1400m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は岩田康誠騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず8着に終わった。

12月30日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた10戦目は、2歳地方重賞の園田ジュニアカップ（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は木村健騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が悪くなり11着に終わった。

3歳（2004年）

1月21日、中2週で迎えた11戦目は、3歳T1（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は板野央騎手（4戦1勝）。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したハッタリヴリアを捕まえ切れず、4馬身差の2着となった。

5月20日、約4か月の休み明けで迎えた12戦目は、3歳T1（園田ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で板野央騎手（5戦1勝）。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びが鈍く10着に終わった。

6月9日、中2週で迎えた13戦目は、牝馬限定3歳地方重賞ののじぎく賞（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で板野央騎手（6戦1勝）。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見所を作れず7着に終わった。

6月23日、中1週で迎えた14戦目は、3歳以上B2-2（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は永島太郎騎手（1戦1勝）。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは、大外に持ち出して先頭で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着を確保した。

7月30日、中4週で迎えた15戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のサルビア特別（船橋ダート1200m 小雨/稍重）に出走。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚が冴えず4着に終わった。

8月16日、中1週で迎えた16戦目は、山田信大騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のけいとう特別（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではキレのいい末脚を発揮したが、3着に終わった。

8月30日、中1週で迎えた17戦目は、3歳戦の向日葵特別（船橋ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山田信大騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

9月22日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた18戦目は、3歳戦の萩特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山田信大騎手（2戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

10月26日、中4週で迎えた19戦目は、一般C1三（船橋ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で山田信大騎手（3戦0勝）。13頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい11着に敗れた。

4歳（2005年）

2月18日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた20戦目は、田中力騎手を鞍上に迎えて、一般C2一アイ（船橋ダート1700m 曇/重）に出走。11頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。先手を取る形となり、やや緩いペースで馬群を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は減速してしまい8着に終わった。

3月15日、中3週で迎えた21戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、一般C2三（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に敗れた。

4月12日、中3週で迎えた22戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、一般C2三（浦和ダート1400m 雨/不良）に出走。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に終わった。

5月26日、中5週で迎えた23戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、一般C2三四（大井ダート1400m 晴/良）に出走。14頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには参加できず9着に終わった。

6月6日、中1週で迎えた24戦目は、一般C2四（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田譲治騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で大外14番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では決め手が足りず13着に終わった。