サンリッチ（1994年生、母オギサンフラワー）

Sun Rich

1994.03.19

サンリッチ（1994年3月19日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は芦毛。種牡馬のラツキーソブリン（当時20歳）と交配したオギサンフラワーが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）荻伏牧場。戦績は、中央平地14戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は1997年の4歳以上500万下(牝)。

経歴

デビュー前

YGGオーナーズクラブにて総額1,300万円（13万×100口）で一口馬主が募集された。

柴田不二男厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1996年）

11月10日、デビュー戦は横山雄一騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は476kg。13頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら2番手で通過。直線ではやや伸びを欠き、4着に終わった。

11月23日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山雄一騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走し、3着に入った。

12月7日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で横山雄一騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では印象的な伸び脚で猛追したが、勝ったエイシンフォーティに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

3歳（1997年）

1月11日、中4週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で横山雄一騎手（3戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では切れる脚を使えず9着に敗れた。

1月26日、中1週で迎えた5戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（京都ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で横山雄一騎手（4戦0勝）。13頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。端を取り切り、ややハイペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では生得の持久力で渋太く粘り続けて、最後は2着のシルバーコインを半馬身振り切って初白星を挙げた。

2月8日、中1週で迎えた6戦目は、4歳500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で横山雄一騎手（5戦1勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が鈍り7着に敗れた。

5月10日、約3か月の休み明けで迎えた7戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。15頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚が止まってしまい10着に終わった。

5月25日、中1週で迎えた8戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳500万下（中京ダート1000m 晴/重）に50kgの軽斤量で出走。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず4着に敗れた。

6月8日、中1週で迎えた9戦目は、石橋守騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳500万下（中京芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びを欠き11着に終わった。

8月30日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から10kg減らして迎えた10戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るスイートバンブーをクビ差だけ差し切って2勝目を手にした。

10月26日、中7週で迎えた11戦目は、上村洋行騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上900万下の藤森特別（京都ダート1200m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。11頭立ての11番人気で大外11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は力尽きて11着に終わった。

11月8日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上900万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は藤田伸二騎手（1戦1勝）。16頭立ての16番人気で15番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では末脚が振るわず16着に終わった。

11月22日、中1週で迎えた13戦目は、菊地昇吾騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上900万下の香嵐渓特別（中京ダート1700m 小雨/不良）に50kgの軽斤量で出走。16頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、落ち着いたペースでレースを引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを16番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり16着に終わった。

12月6日、中1週で迎えた14戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上900万下（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず11着に終わった。